2007.11.28 09:27 |  映画 / 音楽 / 読書  |  タコ  | 推薦数 : 0

インフルエンザと宇宙戦争

スピルバーグ監督がトム・クルーズと組んだ「宇宙戦争」。H.G.ウェルズの原作のリメイクで、ストーリーも有名でしょうか。結局、異星人から人類の滅亡を救ったのは、近代兵器でも特攻でもなくバクテリア(あるいはウイルス)であった、という物語。新型インフルエンザの脅威を前に現代人が感じているジレンマを解き明かすと、これと近い所に落ち着きそうです。
心臓の筋肉も再生しようという現代医学、弾道ミサイルすら迎撃しようという防衛システム、そういったもので守られているかに見える自身の健康も、ウイルスのまえにはいたって古風で「ワクチン接種をして、あとはうがいと手洗いを」を繰り返しているのですから。
むろん、科学技術などが無意味だといっているのではありません。ただ、もともと人の体は、折れた骨や、切れた神経すらも自らの力だけで修復する力を持っていることを忘れてはならないと思うのです。アキレス腱断裂も手術しない方がきれいに直ることがあるという話を外科医に聞きました。イギリスではエイズの自然治癒例が報告されています。
そういえば、映画でのワンシーン。手に刺さったとげを無理に抜こうとする父親に「自然にからだが押し出してくれるわ」という娘。地球に押し出されないよう、人間も自然なあり方をもう一度思い出す頃合いでしょうか?

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