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自殺は決して稀なことではなくなってきています。

平成19年度も自殺者が3万人を超えたといいます。

 

報道が自殺に与える影響は、殺人事件と同じことがいえるでしょう。

生々しく、より具体的な、自殺報道をすることで、確実に自殺者は増えます。

そして、自殺に与える影響の方が、殺人よりもより大きく、深刻な問題なのです。

 

殺人よりは自殺の方が実行への閾値が低いため、誘発される数が多くなってしまうようです。

(「自分の命は自分のもの」という意識があるからでしょうか?他人を傷つけるのはためらいがある方でも、自分を傷つけてしまうのかもしれません。)

 

自殺にせよ、殺人事件にせよ、そういう事象が生じているということを、多くの人に知らしめることは重要なことでしょう。

しかし、だからといって具体的な内容まで知らせる必要はありません。

皆さんは具体的な自殺方法が知りたいですか?

知りたければ、簡単に調べて、知ることができます。

知りたくなければ、知らずにすみます。でも、毎日毎日、毒ガスを発生させれば死ねるという情報が提供されるのです。

「死にたい」と常日頃考えている方にとって、そういう情報はどうとられるでしょうか。

実際に死ぬかどうかは、その人の勝手・・・確かにそうかもしれませんが・・・ 。

 

インターネット上に自殺の方法が上がっていて云々との批判は、全くの言いがかりにすぎません。

有毒ガスの作り方など、ちょっとした科学の知識があれば、すぐわかることですから。

むしろ、どういった種類の毒物で死ねるか(自殺者が出たか)という情報の方が自殺のきっかけとしては重要です。

×××で自殺者が出ました・・・というのは、自殺予備軍にとっては、×××で自殺してください、に等しいのです。

 

インターネット上の情報を制限する前に、メディアの報道を規制した方が自殺防止には役立つでしょう。

各メディアが自制心を持って、自己コントロールができるようになることを、切に希望します。

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