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英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻 解説シリーズ第75回です。
Déjà vu(既視感)
そう、遙か昔、子供に自転車乗りを教えたときと同じです。
はじめはなかなか乗れません。同じ血を分けた兄弟でも、いつの間にかすっと乗れる子もいれば、どんくさくってなかなか乗れない子もいます。習うスピードはちがいますが、あるとき、手を離してやると、「おー、乗れるじゃん!」子供はとっても得意そうです。親子共々喜びます。
明日から、日本循環器学会が大阪で開催されます。 オーラル・イングリッシュもあります。
今回、ドク虎は決心したことがあります。
「手取り足取り」はやめる!
ちゅーか、演題数が増えすぎて、もう手取り足取りは無理になってしまいました。嬉しい悲鳴です。
自転車乗りで、いよいよ手を離すわけです。 そのかわり、一ヶ月以上前から、「虎の巻」のどこそこを読んで準備すること。メール作戦です。
さあ、言うことを聞いてくれるかは、未知です。信じるしかありません。
練習会の後が、地獄やろなあー、と思いながら。 今週初め、2日間にわたり、夕刻から夜遅くまで練習会をやりました。
いつもは直前までできていなかった人たちが、なんと、なんと、一応準備できているではありませんか! 内容の若干の修正は必要ですが、中堅から若手まで、ほぼ外に出しても恥ずかしくないレベルです。
感心しました。 中堅の先生方、指導ありがとう。若手の先生方も、よく頑張ってくれました。
ドク虎も学びました。人を信じることの大切さを。
かなり嬉しい、ドク虎でした。
本番の成功を祈ります。
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忙しい若手ドクターのための補助輪!?。固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)
たていすかんなにらせ
ちとしはきくまのりれけむ
つさそひこみもねるめろ
もうおわかりですね。
カナキーの配列です。
ドク虎にとっては宇宙語です。
どうやってこんな配列覚えるの?
失敗ばかりしてきたドク虎ですが、これはよかったと思うことがあります。
英文タイプライター(死語)のブラインドタッチの習得です。
高校の恩師が、大学に入ったら、まずタイピングを習いなさいとアドバイスしてくださったので、当時はまだ機械式タイプライター全盛だったウン十年前、オリベッティーという会社のタイプライターとタイピングテキストを買って自習しました。
今思えば純情やったなあ。花の大学生活、もっと楽しいことがいくらでもあったろうに(笑)。
機械式タイプライターは、PCのようには打ち直しが効きません。
一発真剣勝負です。
小指も鍛えられます(笑)。
一頁打ち終わって紙を抜いてから、間違いを発券したら、涙です。
紙を抜く前なら、白い色をしたコレクトリボンを使うという手もありましたが、そんな贅沢なものはなかなか買えません。
わかいひとにはなんのこっちゃわからんでしょうね。
平たく言えばピアノの生演奏のようなものです。 一発本番です。
そういえば、英語では、ピアノやチェンバロもkeyboardですね。
おかげで、その後PC全盛の時代になっても、ローマ字入力なのでストローク数は多いのですが、ディスプレーだけ見ればいいので、年の割にはへっちゃらで、ストレスなくキーボード入力ができます。
今の若い人たち、どうなんでしょうか。 若い頃にブラインドタッチを習得しておいた方がよいような気がしますが、中学高校ではPCについては教えてもブラインドタッチは積極的には教えないようですね。
先生ができないのかしらん。
ピアノやバイオリンは3歳4歳から始めさせるのにね。
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先輩の言うことは、いいとこどりで取り入れていきましょう。
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に、仲がよくて、その後遠方に移ってしまい、何十年も会っていない同級生から、毎年年賀状が届きます。
いつもすてきなイラストを描いて、一言添えて送ってきてくれるので、毎年楽しみにしています。
今年の年賀状に、「下の息子が医学部に行きたいと言い出しました。医師って、まだいい職業だよね?」とありました。
はがきからは、親としての、嬉しいような、困ったような、心配な気持ちが伝わってきました。
彼の気持ちはよくわかります。彼も公的病院の勤務医です。息子さんが希望しても私大の医学部にはとてもやってやれないでしょう。
この医療崩壊の時代に、あえてハードな受験勉強をし、ころころ変わる研修制度やその他の社会情勢に翻弄されてまでも医師になりたいという息子さんの気持ち。おそらく、親ごさんの後ろ姿をみてのことでしょう。
嬉しいような、困ったような。
「まだ」という一言に、涙が出そうになりました。これからの医療を憂い、そしてそれに飛び込んでいこうという息子さんを案じる気持ちが伝わってきました。
この「まだ」と「?」とがとれる時代になってほしいものです。
この国に生きる人たちのためにも。
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なんとか元気を出すための虎の巻です。
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といった、医師向けのアンケートをみかけます。
ちょっと嫌な気がします。
なぜなら、
1. 一口に「医師」といっても、さまざまな立場があります。勤務医、産業医、大学で教育や研究に従事している先生、開業医、開業医の中でも、医院を先代から引き継いだ先生、新規開業の先生など、さまざまです。中には、多額の借金を背負いながらがんばっている新規開業の先生もおられます。子供の年齢もまちまちでしょう。それを十把一絡げに何パーセントという分析を行ってどれだけの意味があるのでしょうか。
2. ひねくれ者のドク虎は、質問者の恣意的なものを感じます。「お前ら医師は、なんだかんだと文句をいっているが、本音は自分の子供を医師にしたいものが大勢いるじゃないか。やっぱり甘い汁をすっているんだろう。」という方向に世論を誘導しようとする意図を感じます。
それはさておき、いつもは、学会で質問されたら、まず、YesかNoかの立場をはっきりさせて、それから説明に入りなさい、と指導しているドク虎ですが、このアンケートについては、はっきり答えられません。
YesでもありNoでもあるのです。
Yesの部分は、職業としてのやりがいの部分です。
この「やりがい」については、ほかの職業を経験したわけではないので断言してはならないのですが、医師という職業をウン十年経験した今でも、医師はやりがいという意味においては素晴らしい職業であると思います。このすばらしさを子供にも体験させてやりたいと思うのは親心でしょう。
Noの部分は、たくさんあります。
「体力的」な問題と、「社会的リスク」の問題です。
まず「体力的」な問題です。日本の医療制度は、勤務医に過酷です。過去にも書きましたが、最先端の医療を行う病院でも旧態依然とした24時間、365日の主治医制です。当直という名の実質夜勤の翌日にはフルタイムで勤務し、眠気と戦い、吐き気を催しながら外来勤務や手術などをこなします。そうしないと、代わりがいないからです。また当直で重症を受け持てば、数日間は目が離せません。この体制で受け持ち患者さんが増え、重症が増え、だんだん年をとって体力がなくなってくればどういうことになるでしょうか。
部長職でも入院患者さんを受け持ち、当直をこなしている先生方はたくさんおられます。院長になってからでさえ当直されている先生も知っています。
自分はいざ知らず、自分の子供たちにも、このような生活をおくらせたいと心から願う親はいるでしょうか。
社会的リスク。
いろいろ制限の多い状況下で一定の水準の医療を行っているにもかかわらず、「訴訟」されることのリスクがあげられます。6年間ハードな学生生活を送り、卒後も厳しい修行を積んで培ってきたキャリアを一瞬にして失うかもしれません。また「訴訟」の水面下にある、多くの「クレーマー」の存在があります。
最近はどの分野でも同様のことが起こっているのかもしれませんが、他職種の人たちと話してみて、日常ではほとんど「訴訟される」ということを意識していないということがとても新鮮でした。
意図的な悪意でもない限り日常では職業上訴訟されることを意識することはないようなのです。
医師は毎日「訴訟」の二文字が頭をかすめない日はありません。それほど人間の体は複雑で、予測困難なのです。エンジンの止まった航空機を無事着陸させればヒーローですが、死にかけている人を助けても、別にヒーローだとは認識されません。
困難に挑戦することは、医師としての「やりがい」と表裏一体ではありますが。
そして、万一、そのこどもがすばらしい才能を持っていたとしても、普通の医師になってしまえば、多忙な生活から、いろいろな才能を開花させることはきわめて困難になります。
収入面でも、もしもすばらしい経営の才覚があったとしても、IT長者などに比べればしれています。まあ自分の子供にそんな特殊な才能があることを期待する方がおかしいのですが。
以上より、「あなたの子供を医師にしたいか?」という問いに対して、Yes or Noでこたえることは、ドク虎にはできません。Yesでもあり、Noでもあります。
もし子供が医師になりたいといってくれば、自分の生きざまを肯定してくれたようでとてもうれしいのは事実です。
しかし、正直なところ、ドク虎は自分の子供には「医師を目指せ」とは決して言いません。もしなってから「話が違う」と恨まれるのはいやです。
大変な時代ですが、ほかにもやりがいのある職業はたくさんあると思います。
親としては、君がやりたければやりなさい。お父さんは応援するよ。といったところでしょうか。
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芸術やスポーツのように、苦しいけど楽しい、「くるたのしい」世界へのお誘いです。
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犯罪捜査では、まず、その犯罪が生じることによって一番得するのは誰かを考えよ、というのが鉄則だと聞いたことがあります。
さて、以下はフィクションです。お間違えのないように。
某国Z務省Z官室。
Z:「困ったものだ。最近、ばかな政治家どもの主導で、財務と金融を分離しようとしている。複数の大臣に許可をもらうのは面倒だ。財務金融のプロである我々の力の矮小化につながる。素人どもに口を挟ませては国のためにならない。何とかせねば。」
K:「よい考えがあります。私にお任せください。今度のZ務大臣は、酒に目がないときいています。」
Z:「くれぐれも粗相をするなよ。」
K:「大丈夫です。非合法なことは一切いたしません。」
しばらくして、世界Z相会議が開かれました。
K:「大臣、本会議も無事終了いたしました。お疲れ様でした。午後からはマスコミ相手の記者会見を残すのみです。あとは我々にお任せください。大臣はお座りいただいているだけで結構です。ところで、このホテルには大変よいワインがあります。昼食にいかがですか。日本ならいざ知らず、この国ではランチにワインはつきものでございます。お風邪をお召しになったようで、ここによく効く風邪薬もございます。一緒に飲まれてはいかがかと。」
大臣:「そうか。それなら少しもらおうか。おい、ワインリストを持ってきてもらってくれたまえ。」
後の記者会見がどうなったかは、ご想像にお任せします。
某国のマスコミは、そうと知ってか知らずか、知っていてもお上が恐ろしくていえないのか、そんなことはおくびにも出さず、なぜか大臣の醜態を繰り返し繰り返し放映しました。
某国の大臣は辞任に追い込まれ、財務と金融は他の大臣が兼務することになり、他の国務で忙しい大臣はとても目がとどきません。かくしてZのいうがまま機械的にハンコを押すはめになりました。
Z:「でかしたぞ。K.」
K:「お褒めにあずかり光栄です。(これで次期Zは私のものだ。)」
このフィクション、お楽しみいただけましたでしょうか。
単なる素人のざれごとですが・・・ ところで日本の行政、シビリアンコントロールは本当に効いているのでしょうか。
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Critical thinkingが重要です。
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