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英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻 解説シリーズ第67回です。
人間、年をとると、自分はできないくせに人に要求することが多くなる様な気がします。
今回のブログはその典型です(笑)。ドク虎も気をつけなくっちゃ。
白状すると、実は、この歳になるまで、
「日本人やのに、なんで人前で英語なんかしゃべらなあかんねん。ハズカシー。」
と、ずっと思いつづけていました。
(あんた、英語で発表せいという本かいてるやん!とつっこまないでね。)
だから日本の学会の英語化も、心の中では反対でした。
「ESSなんて、日本人同士で英語しゃべって、変人の集団とちゃうんか」と思っていました。
「何が楽しゅうて、日本人同士で変な英語をしゃべらなあかんねん。」そういう気持ちが心の奥にいつもありました。
ESSの方々ごめんなさい。
しかし、です。 半世紀以上生きてきて、周りを見てみると、医学に限らず、外国にでていって他流試合をしない分野は、ことごとくだめになっています。
日本の法学、ウーン。時代遅れの変な法律、いっぱいです。日本発の法学理論ってあるのかな。
日本の経済学、ウーン。いまだに、世間にはCSRも浸透していません。
日本の政治学、ウーン、ウーン。ノーコメント。
ドク虎が単に無知なだけかもしれません。気を悪くされた方がおられたら、ごめんなさい。
物理学や、化学なんて、昔からノーベル賞をだしてかっこいいですよね。
そういえば、日本生化学学会誌なんて、何十年も前から英文でした。
日本の国内だけでこそこそやっていたのではだめです。お山の大将ではダメなのです。
医学もつい最近まで、井の中の蛙だったといってよいでしょう。二世代前ぐらいの医学部教授は、英語論文なんてなくてもなれたのです。
普段練習もせずにいきなり試合に出ても、ぼろぼろになるに決まっています。
走ろうとしても足が痙攣して終わりです。
中年おとーさんの運動会出場のようなものです。こどもたちの、「あーあ」という声が・・・
英語も、普段使いもしていないのに、いきなり本番で使えるはずがありません。
「なんででけへんのやろ。」
当たり前です。できるほうが奇跡です。
練習せずに、オリンピックに出場するバカはいません。
他の選手に失礼です。
練習せずにコンサートを開くミュージシャンはいません。
お客さんがきてくれません。
やはり、恥を忍んで、日本人同士でもいいから、普段から練習をする必要があるのかもしれません。
かといって、英会話学校は、時間費用対効果が悪すぎます。
「虎の巻」にもちょっとふれていますが、今、忙しい日常でも効率よく練習できる方法をさらに模索中です。
「英語の恥はかき捨てる」ことです。
うちの若者たちを実験台にしてみて、もしうまくいけばお知らせします(笑)。
うーん、でも、やっぱり時間がない。
急性期病院は皆忙しくて、ヘトヘトで、思い立ってから、延期してばかりです(汗)。
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ご一緒に新しい世界の扉を開きましょう。
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コメント
コメント一覧
英文論文も「書かんかいボケっ」としばかれた思い出はありますが、実際にどう書けばいいのか先輩から教えてもらった記憶がありません。
先生の本に感謝申し上げます。
英語以前にscientific writingを医学部で教育してないせいもあるのかも知れません。ご存じのようにアメリカの医学部のsummer seminarじゃ そればかり。
>日本生化学学会誌なんて、何十年も前から英文でした。
しかし referenceに使うのはどうでしょ。ちょいと困っています。
コメントありがとうございます。
日本は、母国語で医学を勉強できる数少ない国のひとつですから、本当は幸せなのです(汗)。いろんな国のドクターは学生時代からもっと苦労して医学を勉強しています。杉田玄白が翻訳してくれたおかげです(笑)。
しかし、おっしゃるように、scientific writingの教育、本当にないですよね。教官が忙しすぎるのだと思います。専任をやとうべきでしょうね。
要領も教えずに、ただ、「書かんかいボケっ」では、効率が悪すぎます。初めて苦労して書けば書いたで、「なんじゃこれ、ボケ」といわれそうですね。
虎の巻、ほんの少しでも皆様のお役に立てばこんなうれしいことはありません。
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