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筋トレと、医師の研修、似ているような気がします。
筋肉は、いわゆるエアロビックな運動(比較的運動強度の低い有酸素運動)のみやっていたでは、現状維持はできますが、なかなかりっぱな筋肉はつきません。短時間でも、最大負荷に近い、無酸素運動をしなければ、筋肥大はおこってきません。
要するに、ちょっと無理しないと筋肉は育たないのです。しかし、闇雲に筋トレすると、危険です。かえって体を壊します。
医師の研修も、むずかしいところです。負荷をかけすぎると、本人も壊れてしまい、患者さんを危険にさらします。かといって、いつまでも、上級医師の監督下で、上級医師にすべて責任を取ってもらいながら、手技のみいろいろやらせてもらっても、最初のうちは良いのですが、それだけでは、適切な判断のできる一人前の医師はそだちません。
責任のある立場に立ってはじめて、ぐんと成長します。ある意味では、無酸素運動に近い負荷です。
しかし、相手(患者さん)のある分野です。患者さんに不利益があってはなりません。
この辺は、いままで上級医の裁量で判断してきたわけですが、リスクを考えると、上級医も、育てることよりも安全第一になり、萎縮しがちになります。口を出さずに陰でじっと見張っているというのが理想なのですが、お互いに忙しい身、そうしてばかりでは仕事が進みません。航空機のパイロットのように、常に若手とベテランとがペアーで行動できるほど、ベテラン医師の人数に余力があればいいのですが・・・
最近、筋トレの分野では、できるだけ負荷を軽くしつつ安全に、しかも効果の上がるトレーニング方法がいろいろ研究されているようです。
最大負荷に近い負荷をかけながらも、かける時間をうまく工夫することによって、安全に、適度に筋肥大を起こさせるのです。
大リーガー養成ギブスではないのですから、やみくもに最大負荷をかければよいというものではありません。
筋トレならぬ医師トレも、安全かつ効果が上がる方法の研究がどんどん進めばよいのですが。
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まずよいわるいという価値判断を伴わない現状認識がまず大切です。
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