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英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻 解説シリーズ第63回です。
たぶん、若いひとたち、こちらが忙しいと思って気をつかってか、「すみません。ちょっとだけ英語をみていただけませんか。」と、英語の抄録を渡されることがあります。
締め切り直前に突然のメールです。メールだと、直接質問もできません。
忙しいので、気持ちはわかるのですが、残念ながら、「ちょっと」みるのは、いちばん難しいのです。
立場が違うと相手の状況が理解できないことの典型です。
文法や語彙をいじって、一見正しい英文にしたとしても、それは抄録としては無意味です。
逆に、英文がおかしくても、「ちょっと」だけみて、意味が通じる抄録なら、そのまま出してもOKなぐらいです。
「ちょっと」みて、意味が取れないから、採択されないのです。
だから、「ちょっと」だけみて、直せる抄録は、直す必要もないのです。
「ちょっと」みることができないから、大変なのです。
まず、何が言いたいのか、意味をとるのに一苦労です。
そして、論理の穴を埋めるのに、質問しなければ直せません。
結論を支えるデータが欠落していることもあります。
結語は、mayやmightのオンパレードです。
そんなのを、「ちょっと」なおせるわけがありません。時間がかかります。ところが、書いた本人は、これでよかれと思って書いているのですから・・・不満です。
締め切り前日に何人も持ってこられたら・・・聖徳太子でないとなおせません。
大学の教授や指導者の方々、ご同情申し上げます。
締め切り日は、ある日突然決まったりはしません。早めに、こまめに、指導者に相談しましょう。
参考
まず、ストーリーをはっきりさせることです。実は、虎の巻流、「ちょっと」みて、直す方法も公開しています。指導者必見です(笑)。
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