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< 医療と戦場その2 | メイン | 医師のわがまま >
医学論文におけるデータ捏造が問題にされることがあります。
大スキャンダルです。とんでもないことです。
仮説を検証するためのデータなのに、仮説に都合のよい数字を並べるわけですから、まったく意味がありません。
しかし、考えてみると、労少なくして書くことができる、こんな楽ちんな論文作成はないでしょうね。
査読者をうならせる、仮説どおりのBeautifulな論文が出来上がります。魅力的な仮説を考えるという、すばらしい頭がいりますけれどね。そんな頭を、ほかの事に使って欲しいものです。
なんだか、似たようなことが他でもあったような・・・
そうそう、マスコミの、医療に対する記事を見ていると、まともなものも散見されますが、もうちょっとちゃんと取材してよ、もうちょっとその背景をかんがえてよ、もうちょっと勉強してよ、せめてちゃんとした専門家に聞いてから記事にしてよ、とうのが少なくありません。
所詮は瓦版屋なのでしょうかねえ。
確かに、事実を確認せずに、自分が頭の中で考えたとおり作文すれば、その方が現実を報道するよりもわかりやすく、世間には受けるでしょうね。取材費もかからず、時間もかからず、楽して記事ができる。上司にもほめられる。
しかし、取材費をかけて真面目にやったら、必ずしも面白い記事になるとは限りません。記者さんたちも金がかかっているのに記事にならんといっておこられるんやろなあ。と、ドク虎は現場の記者さんには同情的です。
でも、編集長さん、それって、研究者の世界でいえば、実験をせずに論文を書く、「論文データ捏造」とちゃうの?それをやったら、研究者生命は絶たれます。記者さんは、取材不足のまま間違った記事を書けば、記者生命を絶たれますか?
ろくに取材費をかけないで頭の中で考えただけで書いた記事を垂れ流すのはやめていただきたい。新聞やニュースは、そんじょそこらのブログを書くのとはわけがちがいます。捏造論文よりももっと世間に害毒をながします。
普段から、論理力を鍛えて、判断力を養っておきましょう。あっ、「おとーちゃんは、そんなこと言って、すぐ人に騙されるやないの。」という、家人の声が・・・
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コメント
コメント一覧
自分が述べたことを明日は忘れてくれ、頬かむりして当然というのは 信頼に足る人間じゃありません。
私達は5年10年さらに数十年たっても評価されたしと願って論文を慎重に書くのだと尊敬する先輩から教わりました。
論文も、メディアも、主張するところに論理的におかしな点はないか、十分吟味することが大切ですね。
判断の元になるデータに嘘があれば、どうしようもありませんが・・・
そろいすぎているデータは、要注意です。
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