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厚生労働省は、薬剤溶出試験およびごく少人数の健常人の血中濃度データのみで、どんどん後発医薬品(いわゆるジェネリック)を認可し、使用を推奨しています。
さて、困ったことがおこります。
先発医薬品から後発医薬品への変更調剤に関する薬局から医療機関への情報提供 薬局において、「変更不可」欄に署名等がない処方箋に基づき、先発医薬品から後発医薬品への変更調剤および後発医薬品の銘柄変更調剤を行った場合には、後発医薬品調剤加算*を算定するに当たって、原則として調剤した薬剤の銘柄等について、当該処方箋を発行した保険医療機関に情報提供することとする。
*1調剤につき2点(=20円)。
ようするに、ジェネリックに変更したら、何に変えたか、病院に知らせろということです。
そうすれば、薬局は1調剤につき20円とっていいと。
一見もっともな通達のように思えますが、さて、病院は、どうなるでしょう。
院外処方箋の数が、一日800枚とすると、もしすべてがジェネリック変更可になれば、へたをすると一日最大800件の連絡が来ることになります。
ファックスでくるとすると、一枚の受信に2分かかるとすると、のべ26時間です。電話連絡を受けるにしても、一件あたり3分とすると、専任の人がかかりっきりで、のべ40時間かかります。
一日はたしか24時間ですよね。
さらに、病院は受け取った情報をカルテに貼付し、ドクターに連絡しなければなりません。
連絡されたドクターは、業務は中断されるし、誰のことかなんてカルテ無しではとっさにわかるわけがありません。
現場を知らない、現実離れした、机上で考えただけの、おろかな通達です。
病院の業務妨害です。
今は変更不可にしているので、まだファックスや電話攻撃の被害?はありません。
病院側の対応について、どなたか良い知恵があれば、ドク虎に教えてください(泣)。。
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コメント
コメント一覧
これで,全国の電話、FAX件数が飛躍的に増えますね。
厚労省の通達ひとつで、NTTこそ濡れ手で泡、ですね。
医療費のかなりの部分がNTTごときに取られてる..
年金のシステムなどもNTT関連会社ですし..
(できそこないのシステム設計で何百億も儲けてる..)
やることがキタナイと感じませんか?
コメントありがとうございます。
うーん、なるほど。そこまでは考えませんでした。
そういえば、電子カルテシステムにしても、予算の裏付けなく(予算は売り上げから自己調達せいと)推奨していますが、F通にしても、N電気にしても、旧通信関連の国策メーカーですよね。
Takechan先生、するどい指摘です。
医療人って、お人よしすぎるのかも。
うーん。ひとつ困った問題があるのですよ。
成分が同じジェネリック薬品だとは云いますがね。
外来で出す鎮痛剤もそうですが、降圧剤でよく経験するのが朝一回処方で済ましてうまくいっていたはずが、効果時間が短いので知らぬ間に早朝高血圧になってしまったことが多々ありました。血圧の下がり方も異なります。
患者さんが薬を受け取る院外薬局を変えてしまえば 同じジェネリックのはずの薬品が薬局によって薬品会社が違うこともあるのです。
さあ そうなると薬剤を増量すべきか追加すべきか、結局ジェネリックならジェネリックなりに薬品名を同じにしなくちゃ血圧のコントロールもままなりません。
処方した医師の責任上 知らない薬剤名でしたじゃすまんです。となると20円のコストをかけても処方した医師に薬品名はお知らせいただかないと 後々ちと面倒です。
結局医療クラークをドカンと増やして紙をカルテに糊付けしてもらわないと困るというのが本来的な問題だと考えます。
個人的にはジェネリック薬品とは成分が同じと謳いながらも 別個の薬品と感じていますです。
ジェネリックと先発品とは別物と考えた方が正確です。
日本の基準では、主成分が同じというだけです。
製剤技術というものを、まったく無視した発想です。
全く同じものが安いのであれば、こんな結構なことはないのですが。
問題は、報告さえさせておけば、あとは医者の責任にしてしまえという、厚労省の発想です。
物理的に、どう報告を受けて、どのように主治医に知らせるか、
大規模な病院では、どうしようもありません。
ちなみに、ジェネリックを受け入れるということは、患者さんの自己責任で、安い代わりにそういうリスクも受け入れるということのようで、アメリカでは、いちいち報告せずにほったらかしのようです。恐ろしいことです。
多くのアメリカの医師は患者さんがどのジェネリックを飲んでいるのかは知らないという記事を読んだことがあります。
本当に医療費をけずるのなら、致し方ないのかもしれませんが、医療機関には何のコストや人的のサポートもなしに、ただ押し付けないでほしいものです。
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