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回診していて思うことがあります。
理屈では説明できませんが、お年寄りの患者さんから、元気をいただくのです。
額に刻み込まれた深いしわをみていると、この方はどんな人生を歩んでこられたのだろうと。
若造には想像もつかないような経験もなさったのかもしれません。
ひとりひとりが、かけがえのない、二つとない人生を歩んでおられます。
年をとるということ、それ自体が、日々新たなチャレンジです。細かい字も見にくくなり、耳も遠くなり、限られた時間、限られた体力の中で、いかに充実した生をいきるか。
お金や名誉など、若いときに比べてもはや相対的にあまり意味がなくなってきます。(もっとも死ぬまではお金が全くなけりゃこまりますが。)
そして、いつかは遠くへ旅立つのです。
我々皆例外ではありません。
お年寄りを見ると、頭が下がります。
とくに笑顔のお年よりは素敵です。
熱い心は必要ですが、時には、冷静になることも大切です。
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