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Fast food
「はやい」「やすい」「うまい」
でも、体に悪い?
最近では、ファーストフードはちょっと旗色が悪いですね。
メタボの元凶にされています。
実際は、手軽に食べ過ぎる人がわるいのですけれど。
いわゆる、手間隙かけたスローフードへの回帰がおこっているようですね。
日本の医療は、fast foodでやってきました。
というと、
「うそつけ!どこがfastや!何時間も外来で待たせやがって!この嘘つき野郎!」という、非難の声が聞こえてきそうです。
お怒りはごもっともです。
しかし、ちょっとまってください。
専門外来に紹介状を持たずに受診して、その日のうちに専門医に見てもらえるのは、おそらく先進国では日本だけです。
米国でぎっくり腰で動けなくなったときには、予約3ヶ月待ちといわれ、泣きました。
ボスの教授の電話一本で、予約は翌日に変更になりました。
なんちゅうコネ社会や・・・
もしコネがなかったら、3ヶ月寝たきりのところでした。
日本では誰でも待てばその日に診てもらえる。
いい国やなー、と思いました。
だから、諸外国から見たら何時間待ってもやはりfastなのです。
「やすい」
これも、諸外国にくらべれば、安いです。
安くないやんか!というのは、患者さんの自己負担分の割合が高いだけです。
医療機関の収入は低いのです。専門医が診ても、たとえば日本循環器学会の理事長大先生がみても、病院のいただく外来再診療の自己負担分はドク虎と同じ、156円です。
心エコー図検査も、米国では格安医療といわれるメディケイドの五分の一程度の料金です。
さらに4月からは下がりました。これで、専門医や資格のある技師を雇わねばなりません。
設備投資もしなければなりません。
赤字になるわけです。
「うまい」
これは、関係者としてはコメントしづらいです。しかし、ドク虎の循環器部門に関しては、カテーテル治療(PCI)関係で米国に留学している先生方は、口をそろえて「アメリカ人の有名どころよりも俺のほうがうまい。」といいます。
ほんまやろか。こればかりは本当かどうかは定かではありませんが、贔屓目に見ても、アメリカ人のPCIはそんなにうまくはなさそうです。
しかし、この「はやい」「うまい」「やすい」にももはや限界がこようとしています。
わしは牛丼はいやや。ちゃんとしたシェフのつくるステーキををくわさんかい。
なんで夜中にシェフはおらんのや。
でも値段は安くせんかい・・・(こわー)
ファーストフード店の、店長、店員とも、苦しんでいます。
そろそろ、ファーストフード店は倒産し、スローフードならぬ、スローメディシンの時代がやってくるのかもしれません。
国民の皆さん、のほほんとしていてええのやろか。
ある程度は仕方ないとはいえ、なんだか弱肉強食の国になりそうな・・・
熱い心は必要ですが、時には、冷静になることも大切です。
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コメント
コメント一覧
弱者であることを楯にとってやりたい放題です。
いつでも安価な医療サービスを たとえ僻地であろうと24時間提供せよと迫ります。fast foodの店は商売にならなければ田舎に出店はしないのですが。
よかれと思って身を削るような思いをしても弱者にはそれが当たり前です。気に食わないことがあれば押し寄せてきます。マスコミもまた弱者の肩をもてば英雄気取りです。
レストランの立地、雰囲気、シェフの腕前、食材が違えば値段が違うのは当然と心得ているはずが、医療に関しては一律に同じ事を要求します。深夜でも要求します。
税金を払ってるんだから医療費まで余分に払うのはおかしいと真顔で断わる人もいます。
お気の毒だからと深夜でも診療に応じてきましたが、最近は恐喝されているような気分です。
本当の弱者はいたわるべきだと思います。
問題は「えせ弱者」です。
携帯代や、ベンツには金を払うくせに、子供の給食費を払わない輩です。
こんな奴らに限って、外来や救急でも吼えまくります。
本当にしんどい人は、声も出せません。
外来でも、おとなしく順番を待っている人の中に、本当の病気がいます・・・
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