ドクトル虎の巻
Profile

ブログ内検索

カレンダー

<< 2012/05 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

新着コメント

新着トラックバック

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

< くるたのしい世界 | メイン | ファーストフードとスローフード >

留学の効用

ドクトル虎の巻 / 2008.05.29 20:13 / 推薦数 : 1

  大阪音大の教授で、コンサート・ピアニストで、かつ文筆家でもある青柳いづみこさん。

 朝日新聞の書評も担当されていた、異色のピアニストです。

 中央公論新社刊「ピアニストは指先で考える」という本の中で、アーティストの進路について述べられていました。

 

 「就職することだけを考えたら、たぶん留学しないほうが有利なのである。(中略)それでも、私は留学をすすめる。だって、やっぱり全然違うことですよ。留学のいちばんの効用は、それまでのルーティンワークを一度リセットする機会を与えられることだと思う。」

 「ここで頭にとめておいてほしいのは、それぞれ選び取った進路でも、そのとき最善だと思った道が必ずしもそうではないことがあるということだ。裏を返せば、そのときは最善ではなかった道が、本当に自分に適していたというケースもある。」

 

 お医者さんの世界でも、一、二年留学したからといって、英語がペラペラになったり、英語論文がすらすら書けたり、そんな魔法のようなことはおこりません()

 ドク虎のように、留学中にボスがどこかにとんでっちゃって、帰るところがなくなるということも・・・それでも、それまでの職場を失ったとしても、環境が変って得られる貴重なものがあると思います。

 それまでの職場がリセットされますが、それもまた経験という意味ではよいかも知れません。

 井戸の外の世界を知ることになります。

 これが、事務屋さんと違って、退職金や失業保険はもらえませんが、お医者さんの強みかもしれません。「包丁一本、さらしにまいて・・・」の世界です() 

 言葉はうまくならなくても、外国人としての異文化体験は、貴重です。人生に幅ができます。

 そういうお前、幅ないやんか、と突っ込まないで・・・横幅はないけれど腹はでています() 

 

PR
南江堂 英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻

 備え在れば憂いなし。何事も早めの準備、大切です。

固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)

トラックバック

この記事のトラックバック URL

http://blog.m3.com/LFH/20080529/1/trackback

コメント

コメント一覧

私にとって留学とは 甘くてほろ苦く思い出です。

それでも効用とは
1)それまで医局や所属した病院内ののちっぽけな人間関係に振り回されていたのが、眼が外に開いて少し距離をおいて冷静に見るようになった。研究も国内だけではなくて外国の報告も積極的に調べるようになった。まあコップの中の嵐だと気づきました。
2)積極的にプロジェクトの中での自分の役割を考えるようになった。それまでは指導オーベンの言うことだけを聞いていればよしとしていた。まあ言葉の通じない人間が口を空けているだけじゃチャンスは来ません。同時にチームワークの大切さを教えられた。
3)最後に家族とよく話をするようになった。テレビを見てもよくわからないので、家に帰れば妻といつも話をしていました(汗)。
4)研究を立ち上げるのに計画をじっくり練るようになった。

平凡な学生生活をおくった私には 留学が人生の青春だったし、今でも青春をおくらせていただいています。
written by Bugsy / 2008.06.01 13:02
Bugsy先生

ナイス・サマリーです!

コップから飛び出すこと、大切ですよね。

私も留学によって妻や子供たちとの関係が改善されたと思います。

「外人」としての苦労は忘れてしまい、楽しい思い出が残ります(笑)。
written by ドクトル虎の巻 / 2008.06.01 19:08

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。