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確か大前研一さんが書かれていたと思いますが、日本人は自分の意見を言うことなく黙ったままじっと我慢して、閾値を越えると一挙に爆発するという傾向があるそうです。
すべて受け入れるか、全く拒否するか。
相手と議論することをあまりせずに、ぺこぺこするかと思うと、一つ間違えれば突然攻撃的になります。これがいわゆる「きれる」という現象でしょう。
まるで真珠湾攻撃です。
これでは逆効果です。
私も例に漏れませんが、議論が下手なのです。ちゅーか、議論になれていないのです。コミュニケーションの力が不足しているのです。
これでは自分も相手も不幸です。
普段は自分の意見を抑え、先生、親、上司の命令にただ従うのみです。ある意味、楽です。何も考えなくてもいいわけです。
楽することに慣れてしまうと、かなりの無理難題を言われたとしても、それは違うのに、と思っていても、自分の意見を言わず、上司に従おうとします。
ところが、多くの上司はもはや現場を離れています。
時代は変っているのです。現場の経験のない、他の部署からきた上司もいます。たとえ経験があったとしても、時代がかわり、社会状況が変わっているのです。過去にうまくいったからといって、今度もうまくいくとは限りません。
ところが、日本では多くの場合、上司に意見するときは、職場をやめるときです。これでは、日本の上司には現場からのフィードバックがなさすぎます。組織にとっても危険です。
Efferent nerveのみでafferent nerveがなければ、生体はうまくいきません。
上司も、声の大きい人だけの言うことを聴くのではなく、声の小さい人たちの声に耳を傾ける姿勢が大切です。そして、現場も、判断を上にマル投げするのは、危険です。現場の状況を正しく説明した上で、上司に正しい情報を与えた上で、判断を仰がなければなりません。
そのためには、現場の一人ひとりが観察力、判断力を常に養っておかなければなりません。「現場のプロ」であることが要求されます。
その上で、感情的にならず、理論的に、上手に意見を述べる練習が必要です。「ロゴスの力」が要求されます。
現代は、マニュアルを求める人があまりにも多すぎます。思考停止です。まるで旧約聖書に出てくる、王を求める群衆のようです。
マニュアルが役立つのは想定内のことが起こっている場合だけです。変革期には、特に非常事態には、マニュアルはほとんど役に立ちません。
コンプライアンスの意味を履き違えている人が多いように思います。
日常生活でも「ロゴス」の力を鍛えましょう。
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コメント
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が少しでも増えてくださることを祈ってやみません。
『声の大きい人』は半ば以上キャラクターなのではないかと思います。声の小さい人、小心者は『忍』なのです。
学校の答案も教師が望んだ答えを書いた生徒にのみ良い点を与えるからです。
昔東京芸大には林武という有名な油絵の画家の教授がいました。卒業制作は皆が皆、林武風の画風だったそうです。創造と芸術を尊ぶ芸大ですらこれです。
教師の望む答案のみ評価するという教育は高校までで終了すべきです。
>黙ったままじっと我慢して、閾値を越えると一挙に爆発する
太平洋戦争もアメリカからしたら そうだったのでしょう。Negotiationではなく 一方的に居丈高になるか俯いて唯々諾々になるかです。実は外国の学会でdiscussionになると生返事で嵐が通り過ぎるのを待つか、早口で応えて はいこれで御終いとしているので耳が痛いです。
Bugsy先生
コメントありがとうございます。
太平洋戦争で、なぜ優秀なはずの軍部があのような悲惨な泥沼に兵士や国民を導いてしまったのか、様々な研究がなされているようですが、どうやら同じ現象が今の社会にもみられるようですね。
周囲とやり取りしながら、自己を変革することのできない個人、組織は、恐竜のように滅びるのだそうです。
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