ドクトル虎の巻
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NY郊外の病院

ドクトル虎の巻 / 2008.03.13 17:56 / 推薦数 : 5

  「ニューヨークのベッドタウンでもあるニュージャージー州バーゲン郡にある、ニュージャージー医科歯科大学の関連病院、ハッケンサック大学メディカル・センターは、ニュージャージー州北部とニューヨーク都心におけるヘルスケアの中核として機能しており、アメリカを代表する病院の一つに数えられている。

(中略)

 ベッド数781、平均在院日数が4日であるが、際立った特徴として、病床占有率が98から99%と、アメリカの病院においてはきわめて高いことがある。(中略)1400人の医師・歯科医、7200人の従業員、1600人のボランティアによって、日々ケアされている。同メディカル・センターは、民間の製造業・サービス業の会社も含め、バーゲン郡でもっとも大きな雇用組織でもある。」

(多摩大学統合リスクマネジメント研究所教授 真野俊樹:海外医療事情Medical ASAHI 2008 Marchより引用)

  一瞬目を疑いました。ドク虎の勤務する病院は、医師数に関してはまだ恵まれているほうだと思うのですが、ベッド数がほぼ同規模で、医師数はおよそ10分の一です。

 日本の急性期病院でも最近は平均在院日数は10日をきるようになってきていますから、米国の中核病院では、十倍の医師数で、在院日数から推定すると、ほぼ倍ぐらいののべ患者を診ているのですね。

 入院患者あたり5倍の医師数ということになります。

 おっと、日本では外来診療もかなりウエートを占めているのを忘れていました。実質は、外来をやっている分、もっと厳しいのですね。日本の医療が安上がりなわけです。

 日本の厚労省さん、日本病院機能評価機構さん、このあたりのデータを考慮されているのでしょうか。

 インフォームドコンセントや安全基準など、米国での基準をそのまま翻訳し、現場に押し付けても、マンパワーからみて現実にそのまま実行することは不可能なことがおわかりでしょう。

 アメリカの中核病院は、医療の面ばかりではなく、地域の雇用促進にも貢献しているようですね。

 

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データの裏づけのない議論からはゴミしか生まれません。

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>アメリカの中核病院は、医療の面ばかりではなく、地域の雇用促進にも貢献しているようですね。

アメリカの病院には企業ボランティア(企業がボランティアとして派遣する職員を雇用)も多いのでしょうか?
written by 薬嫌 / 2008.03.13 20:39
薬嫌様

アメリカの場合、職員の出向(というより一時的にアカデミックポストをとっていますが)はおろか病院の研究施設も企業の出資が多いですね。ロックフェラー、カーネギー、メロン、ヒューズの名を冠した大学内のビルディングは無数にあります。
結局学術機関に対する寄付金や財団を作る際の税金が安いからと聞きました。日本とは大違いです。財団の研究資金も講座も数限りなくあります。

功成り名を遂げて 有名大学に自分の名前の刻んだビルディングを寄付して礎石をながめる。うーん 気分は最高でしょうね。日本では望めません。
written by Bugsy / 2008.03.13 22:49
日本の大企業は世界一の利益をあげたとしても、医療費削減に一生懸命ですね。
寄付するなんてありえないのでしょうか?
別に嫌ならお金ださねくてもいいので、
せめて医療の邪魔だけはして欲しくないです。
written by きんむい / 2008.03.14 16:21
税制の問題かもしれませんが、ハーバードをはじめとする名門大学で日本企業からの寄付で寄附講座がいくつもあり、教授もその基金から給料が出ています。

日本だと聞いたことないですねえ。
written by Bugsy / 2008.03.14 17:00
皆様コメントありがとうございます。

そういえば、米国南部の循環器の名門、エモリー大のグルンチヒセンターでも、日本の製薬会社は勿論のこと、日本の某一流電機メーカーがかなり巨額の寄付をしていました。
日本人がせっせと稼いだお金が・・・
なんだか、変ですね。

ちなみに、人手不足の日本の病院では、4月から医療機器メーカーやディーラーの病院立会い原則禁止です。

やれやれ、現場はどうなることやら。
written by ドクトル虎の巻 / 2008.03.14 18:46

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