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ふたたび大バカ新聞の社説です。
http://www.asahi.com/paper/editorial20080202.html
ここからは、私の創作おとぎばなしです。
世界では、200万円で売っている自動車がありました。
ある国では、同じような自動車を、ある中小メーカーには30万円、他の比較的大きなメーカーには20万円で売りなさいと強制しました。
製造者は、必死で努力して、労働基準法も無視し、もともと数の少ない、特殊技術を持った人たちを、サービス残業させ、連続労働させ、数を十倍製造することにより、なんとか命令に従いました。
部署によっては35時間以上連続不眠不休の労働です。作らないと、「なぜ作らないのだ!」「つくるのがあんたらの仕事だろう!」「我々が不便じゃないか!」と、国や消費者から文句を言われるからです。職人たちは、使命感とプライドがあったので何とか耐えて頑張りました。
ところが、一台あたりに時間をかけずにたくさん作った安い自動車を見て、「ここの造りが丁寧じゃない!」「もっと時間をかけて丁寧に作れ!」と、クレームが続出しました。
挙句の果てに、「アンタが作った自動車に乗っていて、車が故障したために事故を起こした。作り方が悪かったんじゃないか!原因ははっきりしないが、もっと上手な作り手が作ったのなら、事故は起こらなかった!自動車を作ったあんたが悪い。業務上過失致死だ!」との訴えが続出です。
最初は民事訴訟だけだったのですが、警察、検察まで乗り込んできて、刑事訴訟に発展です。
さらに、国は、「30万円は、高すぎる。20万円で売らされて、苦しんでいる人作り手もいるじゃないか。全員20万円に統一だ!」と言い出しました。
そこで、ある新聞社が、「そうだ、そうだ。30万円は既得権の温床だ!」という社説を掲げました。
さて、この国の自動車産業はどうなったのでしょう。
この国からは、自動車はその後一台もなくなりました。
国民は、外国に行かない限り、自動車というものを目にすることはなくなりました。
空気もよくなり、地球温暖化対策に貢献したとして、国連からは表彰されましたとさ。
めでたしめでたし、でしょうか??
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周囲の雰囲気に流されてはなりません。
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