ドクトル虎の巻
Profile

ブログ内検索

カレンダー

<< 2008/02 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29

新着コメント

新着トラックバック

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

大バカ社説その2

ドクトル虎の巻 / 2008.02.03 10:14 / 推薦数 : 12

 

 

ふたたび大バカ新聞の社説です。

 

http://www.asahi.com/paper/editorial20080202.html

 

ここからは、私の創作おとぎばなしです。

 

世界では、200万円で売っている自動車がありました。

 

ある国では、同じような自動車を、ある中小メーカーには30万円、他の比較的大きなメーカーには20万円で売りなさいと強制しました。

 製造者は、必死で努力して、労働基準法も無視し、もともと数の少ない、特殊技術を持った人たちを、サービス残業させ、連続労働させ、数を十倍製造することにより、なんとか命令に従いました。

 部署によっては35時間以上連続不眠不休の労働です。作らないと、「なぜ作らないのだ!」「つくるのがあんたらの仕事だろう!」「我々が不便じゃないか!」と、国や消費者から文句を言われるからです。職人たちは、使命感とプライドがあったので何とか耐えて頑張りました。

 

ところが、一台あたりに時間をかけずにたくさん作った安い自動車を見て、「ここの造りが丁寧じゃない!」「もっと時間をかけて丁寧に作れ!」と、クレームが続出しました。

 

 挙句の果てに、「アンタが作った自動車に乗っていて、車が故障したために事故を起こした。作り方が悪かったんじゃないか!原因ははっきりしないが、もっと上手な作り手が作ったのなら、事故は起こらなかった!自動車を作ったあんたが悪い。業務上過失致死だ!」との訴えが続出です。

 

 最初は民事訴訟だけだったのですが、警察、検察まで乗り込んできて、刑事訴訟に発展です。

 

 さらに、国は、「30万円は、高すぎる。20万円で売らされて、苦しんでいる人作り手もいるじゃないか。全員20万円に統一だ!」と言い出しました。

 

 そこで、ある新聞社が、「そうだ、そうだ。30万円は既得権の温床だ!」という社説を掲げました。

 

 さて、この国の自動車産業はどうなったのでしょう。

 

 この国からは、自動車はその後一台もなくなりました。

 国民は、外国に行かない限り、自動車というものを目にすることはなくなりました。

空気もよくなり、地球温暖化対策に貢献したとして、国連からは表彰されましたとさ。

 

 めでたしめでたし、でしょうか??

  

PR

南江堂 英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻

周囲の雰囲気に流されてはなりません。

固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)