ドクトル虎の巻
Profile

ブログ内検索

カレンダー

<< 2008/01 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

新着コメント

新着トラックバック

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新聞記者の文章力

ドクトル虎の巻 / 2008.01.29 23:47 / 推薦数 : 7

  落ちていませんか。

 素人のお前に言われたくない、といわれそうですが・・・文章の素人が口幅ったいようですが、ひとこと。

 最近の新聞の社説、読んでも面白くないのです。

 新聞代かえせ、と思うような社説ばかりです。ほとんど読まなくなりました。(社説なんて、もともと読んどるやつは変人や、と、突っ込まないでくださいね。) 

 

 朝日新聞の社説の一部です。全体はこちら:http://www.asahi.com/paper/editorial20080128.html

 まあ、この社説全体の内容も、医療現場の人間から見れば、とても現場の取材をしている人が書いたとは思えず、厚生省の発表と、机上での思いつきで、短時間で書き上げたような、取材不足の、具体性のない、実行不可能な、現場を無視した思いつき的な内容なのですが、それを書き出すと長くなるので、この際無視するとして、 

「医師は命を預かるかけがえのない仕事である。だから私立医大へもかなりの税金を投入している。収入が高く、社会的な地位も高い。たとえ公立病院に勤務していなくても、公的な職業だ。」

 この文章、理論的にはどうつながるのでしょうか。

 特に、「収入が高く、社会的な地位も高い。」というのは、「公的な職業である」とどうつながるのでしょう。ここでは論理の流れからははずれているのでは。公立病院の医師の給与は、実質拘束時間を考えると、とんでもなく低いです。「収入が高い」と「公的な職業」が論理的に結びついているとは思えません。

  しかも、「公的な職業」という語句も、定義が明確ではありません。「公務員に準じる」という意味でしょうかねえ。曖昧な定義のまま議論を進めるというのは、なにか結論を出したいときにはやってはいけないことです。

 これが、当ブログのように、社会的影響力もあまりないその辺のブログなら、いちいち目くじらたてることはないのですが、天下の「公的な」大新聞(この場合は、社会的影響が大きいという意味です)の社説なのです。

 これ以外にも、方々に理論的な欠陥があります。根拠も乏しく、全く説得力に欠ける文章です。 若い記者が上司に言われて書いたのかもしれませんが、社説はかなりベテランがチェックするのですよね。

 もうちょっと、文章の書き方の修行を積んで、理論的に説得力のある文章構成にしていただきたい。せめて、論理構成をしっかり考えてから、書いていただきたい。

 新聞のチェック機構はどうなっているのでしょう。

 この程度の文章なら、アマチュアであるドク虎でも書けそうです。

 あまりしょーもない文章を書いていると、そのうち、大学入試の文章には使われなくなりますよ。

 新聞記者の方々、素人のたわごとですが、文章のプロとしては、是非素人をうならせるような文章を書いてください。これから期待しています。

 

 ちなみに、ブログでほざいているだけでは、あまり意味がないので、新聞社宛に上記内容を送ってみました。

 新聞社の反応を見たいと思います。

 

 PR

南江堂 英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻

論理構成、大切です。

固定リンク | コメント (7) | トラックバック (1)