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英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻 解説シリーズ第47回です。
Discussionの中に、その論文の限界Limitationというのを書かねばなりません。
当然、どんな優秀な論文にも、Limitationはあります。
ところが、あるアジア系の方の発表を聞いていて、びっくりしました。
発表の最後のスライドが、Limitationの羅列だったのです。
「我々の研究には、かくかくしかじかの欠点がある。」それで終わりでした。
最後は結語を持ってくるのが普通です。
東洋の「謙譲の美徳」でしょうか。
欧米人の発表では考えられません。
「そんな限界ばかりの発表なら、全部直してから出直してこい!」「聴くだけ時間の無駄だ!」といわれそうです。
「虎の巻アジア版」も要りそうです(笑)。
しかし、冷静に研究の限界は述べないといけません。どうすればいいでしょうか。
ドク虎は、Nevertheless (Nonetheless)作戦と呼んでいます。
Limitationを述べておいて、NeverthelessあるいはNonethelessと続け、
「こういう限界はあるけれども、こういうことは言える。」
と、ポジティブに終えるのです。
余談ですが、査読者が論文を落とすときには、この逆をやります。「本論文は、○○○の点で大変興味深い。しかしながら、×××というところが検討されておらず、根拠に乏しい。よって掲載に値しない。」
あちゃー。
参考文献
忙しい若手ドクターのためにpp. 92-93.
PS 実は以前「おしりかじり虫」作戦と呼んでいたこともあり、既に当ブログでは既出なのですが、わかりにくいのでそう呼ぶのをやめました(笑)。重要なため、再掲します。
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