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冬柴国交相「道路事業費68兆円、見直す考えない」
冬柴鉄三国土交通相は27日の閣議後の記者会見で、同省が2008年度から10年間の道路中期計画の素案の中で示した68兆円以上という道路事業費について、「見直す考えはない」との姿勢を示した。
中期計画を巡っては、26日の経済財政諮問会議で福田康夫首相が「事業量も精査してほしい」と指示したが、同相は「単年度の事業を精査、厳選してほしいという趣旨だ」との解釈を示した。
政府は道路特定財源について、来年度から必要な道路事業を実施したうえで余った税収を、道路以外にも使える一般財源とする方針。だが国交省が示した68兆円以上の事業費は特定財源を使い切る規模で、一般財源化の余地がなくなる懸念がある。
ただ町村信孝官房長官は同日の閣議後の記者会見で「(特定財源の全額を道路事業に使うことには)ならないと思う」と述べ、一般財源を捻出(ねんしゅつ)する姿勢を強調した。(07/11/27/13:02)
引用終わり。
医療費をどんどん削減する方向に突き進んでいるわが政府、
当初の予定通り、自動車やガソリンの税金を全部つぎ込んで、全国津々浦々、道路を作ることを決めそうです。
「当初の予定通り」というのが、お役所のいつもの決まり文句です。
報告書に「当初の予定通り~した」と書くと、お役人は安心するのですが、安心するのは、実は論理的にはおかしいのです。
「当初の予定通り」が正しいのは、次の二つが共に成り立つ場合のみです。
1. 当初の判断が正しい場合。
2. 当初から状況が変化していない場合。
さて、バブルが去り、人口構成も変化し、生まれてくる赤ちゃんがどんどん減って、病人やお年寄りばかりになれば、いったい誰がりっぱな道路を使うのでしょうか。
貧富の差が拡大して、車を売らなければならない人も増えそうです。
自動車も、そのうちオイルが入らなくなって金持ちにだって無用の長物と化すかもしれません。
年度末には、まだ使えるきれいな歩道をどんどん掘り起こして作り変えます。
日本の道路のコストは世界でもダントツに高いそうです。
国土交通省がそういう政策を打ち出す一方で、厚労省は、老人や、生まれてくる子供たちを見殺しにするような医療費削減政策をどんどん実行に移していきます。
きれいな道路に、ぺんぺん草が生え、狐や狸が通っている姿が見えます。
十年後、現実にならなければいいのですが。
今は右肩上がりの高度成長期ではないのです。もちろん、道路も大切でしょう。しかし、道路と命と、どちらが大切でしょうか。
ほんの四十年ちょっと前までは、高速道路は日本に一本もなかったのですが、そのときと今と、どちらが幸せでしょう?
この国はプライオリティーを間違っています。
今や多数のアメリカ人がそうだと認めている、大馬鹿ブッシュと欲張りチェイニーに、へらへらと尻尾を振っている場合ではないのです。
一般のアメリカ人は、誰も日本の給油問題なんて知りもしません。
海外に、豪華な在外公館をバンバン作って維持している場合ではないのです。
電気のないところに、信号機を寄付して喜んでいる場合ではないのです。
いったいこの国はどこへ行こうとしているのでしょうか。
元気な人が病気の人を支えるまともな国にしないと・・・
健康な人には、病人のほんとうの苦しみはわからないことを、肝に銘じなければなりません。
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南江堂 英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻忙しい若手ドクターのために
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