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< なんで苦しんでいる人たちにいかないの? | メイン | 医療ドラマ >
この裁判に北のCOSMOS先生がM3ブログに書かれていたように、先日、違憲かどうかの司法判断はしないという判決が下りました。
ご本人はお亡くなりになったのですが、ご遺族が訴訟を続けられていたのでした。
もともと北海道の開業医だったのですね。
知りませんでした。
タカ派の自民党議員がなぜイラク派兵反対?と疑問に思ったのですが、命を大切に思う「医」の原点があったのですね。
当時の箕輪さんの新聞記事や、インタビューをネットで見つけました。
以下引用です。残念ながらオリジナルのリンクはたどれませんでした。
元は毎日新聞と思われます。
「元自民党衆院議員の箕輪登氏(79)=小樽市在住=は18日、「イラクへの自衛隊派遣は自衛隊法に違反する」と小泉純一郎首相に派遣中止を求める訴訟を検討していることを明らかにした。
記者会見した箕輪氏は「首相は自衛隊法をよく理解していない。けんかしたくはないが、派遣を止めるには司法の判断を仰ぐよりほかない」と語った。
箕輪氏によると、自衛隊法で自衛隊が行動できるのは
▽防衛出動▽災害派遣▽警察の力で治安維持できない場合――に限られる。
仮にイラクに派遣できたとしても、同法95条が定める武器は小火器程度で「重装備では行けない」という。
「(応戦で)自衛官を殺人者にしたくない」と話した。」
オホーツク新聞の引用だそうです。
「― 自衛隊のイラク派遣が誤りだと主張される根拠をわかりやすく聞かせてください。
箕輪 ひとことで言いますと「自衛隊が武力行使できる姿で外国へ行くこと」に問題があるんです。私は妻と2人の隠居暮らしですから黙っていればいいのかもしれませんけど、国会議員として十数年間も自衛隊法を作った専門学者から教えていただいた経験を持つ者として小泉首相と石破防衛庁長官の誤った法解釈に基づく自衛隊出動命令をやめさせなきゃいけないと思った訳です。
そもそも日本の自衛隊が「国際紛争を解決するための武力の行使や威嚇を放棄する」と宣言した憲法9条に照らして認められるのは自衛隊法88条と76条で「我が国が武力攻撃された(おそれも含む)場合の防衛のため」という条件がついて初めて専守防衛の実力部隊として国民に認知されてきたという法的根拠をしっかり確認しなければいけませんよ。違いますか。
(略)
問題なのは防衛出動です。これは私の勉強した限りで言えばイラクとかどこか外国のためではなくて日本が外国から武力攻撃を加えられた時に自衛隊法76条に基づいて首相が命令した場合のみ武力行使が許されるんです。外国に「防衛のため」に自衛隊が出ることはできないし武力の行使もできないことになっている訳ですよ。
― 派遣隊員がゲリラなどの攻撃から身を守るために携行する武器が問題になっていますが、法的にどう解釈されますか。
箕輪 テロだか何だか知らない攻撃がおっかないから持っていくことにしている武器は戦車も壊せるほどの威力を持った重火器ですから、これは明らかに正当防衛の範囲を超える「武力行使」そのものなんです。
「正当防衛」が自衛隊員に認められるのは警察官のピストルと同程度の小銃までです。警官と違うのは自分の命だけでなく武器弾薬を守るためにも使えるという自衛隊法第95条の決まりだけです。危ないから何でも使えるという解釈は完全な間違いですよ。
小泉首相も石破防衛長官も「武力行使」と「正当防衛」を混同しているのは自衛隊法の勉強不足としか言いようがありません。法律の誤った解釈で自営隊員に命令を出して、もしイラクで民間人を殺したり傷つけたり家を壊したりしてしまったら殺人者や犯罪加害者として裁かれなければならなくなるんですよ。
こんなかわいそうなことは許されますか。派遣される自衛隊員の身にもなってごらんなさい。法律違反の出動命令で出かけて犯罪者として裁かれちゃうんですよ。」
告別式に配られた会葬礼状のなかのご本人のことばだそうです。
「何とかこの日本がいつまでも平和であって欲しい
平和的生存権を負った日本の年寄り一人がやがて死んでいくでしょう
やがては死んでいくが死んでもやっぱり日本の国がどうか平和で働き者の国民で幸せに暮らして欲しいなと
それだけが本当に私の願いでした」
引用終わり。
良識のある政治家がまた一人日本からいなくなりました。
アメリカをたまに訪れても、イラク戦争以来、なんだか街が殺伐としていて、相変わらず活気はあるのですが、以前のような明るさが失われているように感じます。
イラクで重火器をぶっ放して人殺しをしてきた人たちがアメリカの街を闊歩しているのかと思うと、ぞっとします。
決してその人たちのせいではないのに。
日本もその道を歩むのでしょうか。
自分の仕事を一生懸命することは大切ですが、それだけでは社会人としては十分ではありません。社会のことも、人任せにするのではなく、我々一人ひとりがよく考えなければなりません。自分自身の生き様への反省をこめて、そう思います。
論理的思考、大切です。
人への思いやりも。
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少しでも忙しい先生方のお役に立てれば幸いです。
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コメント
コメント一覧
いやー、いつも勉強になります。
最近年に一、二回米国に一週間ほど出張することが多く、短期出張なのでそれほど観察できるわけではないのですが、アメリカ人と話していても同じように感じます。
ホテルでCNNやABCなどつけっぱなしにしていても、日本の給油の話なんてこれっぽっちもでてきません。
日本人は本当に「井の中の蛙」「世界の中のおめでたいおぼっちゃま」なのだなあと感じます。
自分を含めて医師も日常の仕事に追われ、社会性を失っているように感じます。
聖職という言葉に洗脳されて、なんと余裕のない暮らしをしていることでしょう。
(電化製品や車には囲まれていますが)
一種、宗教がかっているようにさえ思います。
これからも日本の外から見た貴重な情報を発信してください。
以前のおのまさんの記事を見て、日本の公務員医師が自腹でエコノミークラスで出張しているのに、米軍のナースさんが日本国の税金でビジネスクラスで里帰りしているわけがわかりました(泣)。
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