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とある大学の医務室にお手伝いに行っています。
いろんな国から留学生が来ています。
元気な学生さんが多いのですが、たまに健康相談にみえます。
異国の地で体調を崩したら、心配でしょう。
ことばの問題もあります。
ドクトル虎の巻も、米国で「ぎっくり腰」になったときは、大変でした。
このときほど、自分が医師でよかったと思ったことはありません(笑)。
整形外科は専門外なのですが、日常会話はつたなくても、医学用語ならわかるからです。
一般の日本人の方は大変だろうなと思いました。
むこうのドクターも、私に医学論文を渡して、「これを読んでおいてください。」
これって手抜き?(笑)。
ベトナムからの留学生は、初めての日本のホームステイで、電車の音がうるさくて眠れないそうです。体がだるいといって訪れました。
あまり英語が得意ではなさそうです。
日本に来てまだ一ヶ月です。
周囲の人たちとコミュニケーションが十分取れているとはいえません。
病院の外来と違って時間が取れるので、話を聴きました。
彼女、そんなに英語は達者ではないといっても、普通の日本人の学生さんよりは英語ができます。
気になってその後どうなったかと聞くと、大分表情が明るくなったようです。
ちょっと安心です。
ドイツからの留学生もきました。
お薬の相談でした。
薬はブランド名しかわかりません。
インターネットは便利です。一般名がわかりました。
出身は音楽の都、ウイーンだそうです。
「何か楽器をやるの?」ときくと、ちょっと照れながら、「ピアノを少し。」
明るい表情で帰っていきました。
時間に追われる病院の外来では、考えられないことです。
英語は、英語圏だけではなく、色々な国の人たちとコミュニケーションをとる手段です。
母国語ではないにもかかわらず、外国の若い人たち、結構上手に英語をしゃべります。
異国の地で、意思疎通が不自由な中で頑張っている人たちにちょっぴりお役に立てて、こちらも元気をもらいました。
数ある国の中から日本を選んで来てくれる留学生は、大切にしてあげたいものです。
英語、使わなくっちゃ!
エピソードは一部フィクション化しています。
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