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英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻 解説シリーズ27回です。
なんで病院の勤務医のくせに、論文の本なんか書くねん?
と疑問に思っておられる方もおられるかもしれません。
ドクトル虎の巻は、論文のプロではありません。
本職は、病院のお医者さんです。
いわば、論文のアマチュアです。
論文のプロというのは、論文を書いてナンボの人たちです。
大学、研究機関の先生たちです。
もっとも、日本の大学、研究機関の場合は、論文を書いても研究費や収入には直結しないので、セミプロということになるのでしょうか。
病院で論文を書いたって、べつに評価されるわけではありません。
このご時勢ではかえって、「あいつ、暇なんとちゃうか?」と、誤解されることもあるかもしれません(汗)。
とにかく、プロでもないくせに、ひょんなことから、論文の書き方の本を出してしまいました。
余裕のある指導者が身近にいない、アマの人たちにこそ、自力で論文を書いて欲しかったからです。
元気になってほしかったからです。
ただ長時間働きづめでは、疲れてしまいます。
自分自身を、成長させることも必要です。
論文を書こうと努力することによって、論理的な思考が鍛えられます。
すでに相当臨床のテクニックを身につけた臨床医も、さらに成長できます。
自分が成長できる喜びがあれば、しんどくてもなんとか現場から立ち去らずにふんばれます。
独りよがりの臨床では、論文になりません。
学会や論文で他流試合をすることによって、患者さんのためにもなります。
プロと違って、たくさん書く必要はないのです。
論文を書こうとする姿勢が重要なのです。
全国の若手、中堅のアマチュアを応援しています。
プロの卵の人たちにも、お役に立てるかなと思っています。
医療崩壊のご時勢に、焼け石に水かもしれませんが、できるうちにすこしでも水をかけたい。
「虎の巻」について、現場のご意見、ご感想をお寄せいただければうれしく思います。
アマゾンではまた品切れのようです(泣)。
楽天ブックスからもどうぞ。
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コメント
コメント一覧
「なんで病院の勤務医のくせに、論文の本なんか書くねん?」
そう思っていた一人です。(笑)
テクニックだけでもダメなんですね。
でも、あの忙しい中、論文を書くなんて、かなり気力がないとできないことだと思います。
「(1)なぜ臨床医が論文を書くか?」を読みました。
論文を書いている臨床医の方は元気!ということですね。
当研究室に来ていただきありがとうございます。
体は疲れても(睡眠不足で眠くても)心はちょっぴり元気になれるといったところでしょうか。
それにしても、以前お話されていたERはよくできていました。
あまりリアルすぎて、みるのが嫌いでした。
日本の医療ドラマとえらい違いです。
自分にとっては 学会発表はそのための前準備でしょうか。だから「虎の巻」で最初に学会抄録のまとめ方を挙げられたのは理に適っていると思います。骨子をしっかりせねば論文作成に進めませんね。
まあ自分は学会出張が好きです。先輩も普段と違ってやさしいし、おいしいもの食べさせてもらえます(極めてアカデミックではありません)。院内PHSやポケベルから開放されるからです。それで論文を書いたなら周囲は不承不承納得です。今では外国の学会に出たいがために、論文をきちんと書いているんだからいいだろうというexcuseになっています(ペコッ)。
よく色んな討論会や学会で いつも厳しい質問を浴びせる有名人をお見受けします。勉強家の御様子で、頻繁に他人の論文を援用されていますが 残念ながらどうも説得力を感じません。自分の言葉で話をされてないんです。我々はプロ、アマと言わず、「評論家」と影で呼んでいます。自分が類似の研究を行った時にこういう問題を感じたという論点で質問してもらいたいものです。
私は論文偏重主義になりがちな傾向には疑問を感じています。ただ論文を書こうと努力せずに 年齢が上であるからといって他の医師の治療や研究に批判するのは間違っていると考えます。少なくとも学会発表だけではダメです。実際自分が発表した論文がなければevidennceにはなりえません。
なぜか偉い先輩方も、学会中はやさしいですよね。
大学はたしかに論文偏重の弊害があるかもしれませんが、全く自分で書いたことがないと、書かれた論文の善し悪しさえわかりません。
ご指摘の通り、自分でやるのと、評論家とでは大違いです。
なんでも自分でやってみることによって、身につくものですよね。
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