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もし急ブレーキの効かない自動車の運転をさせられたら、どうしますか?
あぶなくて、運転できませんね。
輸血は、急ブレーキです。
必要ないなら安易にしないほうがよいにきまっているのです。
でも、どうしても必要なことがあります。
すべての観血的手技には、たとえ確率は低くても出血のリスクがあります。
輸血ができるという前提で、いろんな高度な医療行為が発展してきたのです。
高性能のブレーキがあってこそ、高性能エンジンをつめるのです。
しかし、すべての医療行為は受け入れるが、輸血だけは拒否するという人たちがいます。
その人たちの主張の論理性、正当性をここで議論しても仕方がありません。
しかし、これは、急ブレーキを使わずに運転しろという要求と同じです。
別に目的地にたどり着けなくても文句は言いませんといわれても、そういう問題ではありません。
急ブレーキをかけなくてよいように安全運転していても、とづぜん目の前に子供が飛び出してきたら、運転手はブレーキをふむでしょう。
急ブレーキをかけた医師を責めないでください。
みずからの信念に従うのもよいですが、これ以上、医師を苦しめないでください。
おねがいします。
考えてみてください。
たとえ人が飛び出してきても絶対急ブレーキはかけないと約束して運転してくれるプロのドライバーっているでしょうか?
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