| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 | 31 |
< イスラームへの偏見 | メイン | 急ブレーキと輸血 >
英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻 解説シリーズ第26回です。
すこしすごしやすくなってきました。
いろいろいやなニュースが多いですが、気を取り直して、頑張っていきましょう!
「以上のデータより、・・・という可能性が示唆された。」
こういう結語、よく使っていませんか。
使っていない!という方は、今日はお休みです。
えっ、だめなの? という方は、読んでくださいね。
英語でこれをやると、相手にされません。
すなわち、「可能性」の確率が六割、「示唆」の確率が六割だとすると、「可能性が示唆される」と、3割6分になりますね。
6割4分は、ちがうわけです。
これを結語にすると、五分五分より悪いわけで、その研究の存在意義を自ら否定していることになります。
こういう結語を英語で書くと、まず採択されません。
These data suggest that A may be B.
これでは、全く説得力がないのです。
These data suggest that A is B.
あるいは、
These data indicate that A may be B.
とすべきでしょう。
日本流、「謙譲の美徳」は通用しないのです。
ただし、結語には、かならずそれを裏付けるデータを示さねばなりません。
データ無しの結語は通用しません。データをそろえてから、出直しです。
あたりまえやろ!と思われるかもしれませんが、でも、読まされる身になると、そうでない投稿が多いのです。
英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻 p.124-125
固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
コメント
コメント一覧
結論で畳み込むんでしょうね。
うーん、possibilityという言葉は使ったことありませんが、potentially やpotentぐらいですかね。highyly ときてimplicate, suggest, imply、indicateなんてconclusionで書いてます。どの順番で強い言い回しかわかりません(シソーラスの辞書で適当に、汗しきりです)。
一方でわけも分からず、introductionの最後にこのstudyはmay be, might be novel...とやって謙虚かねえと思いつつも、new horizon in the field of...と大口を叩いて厳しいcommentをされてる毎日です。The novelty is limoted in the present studyなんてね。
二重否定をしては肯定になってしまうというのは昔文法の時間に習ったと思いますが、二重ぼかしもだめなのです。
日本人は自己主張が苦手なので、ついついやってしまいますが。
またディスカッションでは比較的自由にimplicationsを書いてもいいのですが、conclusionsはデータの裏づけがなければなりません。
あまりにも窮屈なので、循環器分野のトップジャーナルであるCirculationは、最近、論文に加えてclinical perspectiveという項目を自由に書かせてもらえる事になりました。トップジャーナルは日々進化しています。
コメントを書く