ドクトル虎の巻
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可能性を示唆する?

ドクトル虎の巻 / 2007.09.20 18:55 / 推薦数 : 1

  英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻 解説シリーズ第26回です。

すこしすごしやすくなってきました。

いろいろいやなニュースが多いですが、気を取り直して、頑張っていきましょう! 

「以上のデータより、・・・という可能性が示唆された。」 

こういう結語、よく使っていませんか。 

使っていない!という方は、今日はお休みです。 

えっ、だめなの? という方は、読んでくださいね。  

英語でこれをやると、相手にされません。

すなわち、「可能性」の確率が六割、「示唆」の確率が六割だとすると、「可能性が示唆される」と、36分になりますね。

64分は、ちがうわけです。

これを結語にすると、五分五分より悪いわけで、その研究の存在意義を自ら否定していることになります。 

 

こういう結語を英語で書くと、まず採択されません。 

These data suggest that A may be B. 

これでは、全く説得力がないのです。 

These data suggest that A is B.

あるいは、

These data indicate that A may be B.

とすべきでしょう。 

 

日本流、「謙譲の美徳」は通用しないのです。 

ただし、結語には、かならずそれを裏付けるデータを示さねばなりません。

データ無しの結語は通用しません。データをそろえてから、出直しです。 

 

あたりまえやろ!と思われるかもしれませんが、でも、読まされる身になると、そうでない投稿が多いのです。 

 

英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻 p.124-125

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