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木を見て森を見ず。
細かい点に注意しすぎて大きく全体をつかまない(広辞苑)こと。
森を見て木を見ず。
これは、全体ばかりを見て細かいことに注意しないということになるのでしょうか。
現場は「木」です。
組織は「森」です。
組織の長は、「森」に目を奪われがちです。
自分の組織が、もっと大きな「森」、すなわち、社会においてどうかということまでも考えなければなりません。
長といえどもスーパーマンではありません。
組織が大きくなればなるほど、現場のひとつひとつに気を配ることは難しくなります。
翻って、現場の人間は、全体像がつかめません。
仕事が忙しければ忙しいほど、目の前の仕事をこなすのに精一杯で、自分の所属する部署以外はどういう状況なのかを知る機会に乏しいのです。
周囲の状況が安定していれば、「木を見て森を見ず」「森を見て木を見ず」でも、ほとんど舵取りをする必要がないわけですから、そうそう問題は生じません。
しかし、不安定な状況、一刻一刻変化するような状況では、えらいことになってしまいます。
朝令暮改、現場は右往左往です。
今の日本の医療がおかれた根底には、こういうシステム工学的な欠陥があるのではないでしょうか。
これを解決するには、一度システム工学的に社会機構を考え直し、再構築していかなければならないように思います。
江戸時代から続いた、○×大臣+官僚システムが、これだけ変化のはげしい世の中で、うまく機能しているとは思えません。
現場とトップのフィードバックをいかにかけるか。
日本は、「物言えば唇寒し」で、現場からトップへのフィードバックがかかりにくい(というか、正式なフィードバックシステムが構築されていない)社会です。
国は、「ほう・れん・そう」なしで動いているのです。
キーワードは、フィードバックだと思います。
このままでは、トップは裸の王様、現場も不幸です。
システムエンジニアの出番です!?
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