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英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻 解説シリーズ第24回です。
今日は電子辞書の選び方です。
英語を生業とされている方々には辞書の選び方なんて常識かもしれませんが、もともとは理系のドクター達のなかには、辞書選びは学生のとき以来だという方もおられるかもしれませんね。
電子辞書、便利ですよね。
医学系の学会発表や論文書きにはどれを選べばよいのでしょうか。
あまりメーカーにこだわる必要はないと思います。
医学用の電子辞書というのもあるようですが、私はあまりお勧めしません(業者の方、ごめんなさい)。
悪くはありませんが、なんせ、医学用というだけで、値段がベラボーに高くなります。
職員食堂で250円のそばを食っているドクトル虎の巻にはチトきついです。
医学用語はどんどん新しいものが入ってきます。医学辞書は、すぐに古くなります。普通の医学辞書は、教科書で勉強する学生さんならともかく、第一線の臨床医や、研究者の役にはあまりたちません。
ちょっと脱線しますが、最新の医学用語を調べるにはどうするか?
方法があります。
ご存知、PubMedで、論文抄録を検索して用例を調べるのです。
ただし、ヒット件数の少ない用語は誤用の危険性があり、要注意です。
ヒット数の多いものは大丈夫です。
話題を元に戻します。 学会・論文用の電子辞書は何がよいか。
1.語彙数の多い、読解用の英和辞書がはいっているもの。
2.文法の説明や用例の豊富な、学習英和がついているもの。
3.和英があるもの。
4.そして、英語活用大辞典(研究社)がはいっているもの。
これらを満たすものがおすすめです。
1. は、具体的には、リーダーズとリーダーズプラス(研究社)が定番です。文章を読むのに必要です。
2. は、学習に限らず文章を書くのに必須です。需要が多いためか、種類も多く、どれでも甲乙つけ難いです。ジーニアスや、アンカー、プログレッシブなど各出版社からよいものが出ています。
3. これは、そんなにこだわる必要はありません。
4. は、最重要ポイントです。これで、前置詞や、用法、ことばの組み合わせを調べるのです。仕事で英文を書く人の間では必須の辞書です。残念ながら、いわゆる価格の高い医学用辞書にはこれが入っているものはないのではと思います。
電子辞書、「英活」と「リーダーズ」付を選びましょう。
参考
南江堂 英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻 p.107-109
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コメント
コメント一覧
2.ステッドマン医学大辞典 第5版より一部抜粋←これはCDを買いました。発音も聴けてお勧めです。
2002年渡米時、SONYの電子辞書を3万5千円出して買いましたが無用でした。ほとんど上記2つの辞書でOKです。
コメントありがとうございます。
できれば、活用されている先生方の実態が知りたいです。
私ははじめパソコン辞書を使っていたのですが、画面の小さなノートパソコンなので、パソコン上の辞書は小さな画面ではワードと一緒に開いて使いにくく、やめてしまいました。
電子辞書を携帯していると、立ち上がりが早いのと、レスポンスが速いこと、パソコンのウインドウはそのままみることができるので、快適です。
「英活」、おすすめですよ。
パソコン用もあります。
いま、学会中です。
ネット、便利になりました。
電子辞書は外国の学会に行く直前の成田空港で買うことが多いですが、その後殆ど使いません。子供のお土産扱いです(汗)。シソーラスの辞書は幾種類か買い込んでますが、論文執筆はともかく学会には持って行きませんね。
結局論文作成にはgoogleで調べるくらいです。
先生のような達人でも 悩まれるんですね。驚きました。
英文活用に関しては グッドマンの辞書もいいけど、もうちょっと効率よくやりたい、だけど身につかない状態です。
白状すると拙者は決して「達人」ではありませぬ。
未だに苦労しておりまする。
上司におだてられて、若手用の院内マニュアル(秘伝書?)を本にしてしまっただけです。
今ではおだてられて木に登って降りられなくなった豚の気持ちがよくわかります(笑)。
Am J Physiolのアソシエイトエディタを長年なさっていた、(ということは、アメリカ人の書いた論文をチェックする人です)今は亡き佐川先生が、二十年たっても前置詞や冠詞は悩むのだといっておられました。
「英語活用大辞典」は役に立ちますよ。
「虎の巻」で、若手の人たちの労力が少しでも軽減されたらうれしいのですが・・・
それなりの年代の人..かな?
え、私? ムロン、「英語活用大辞典」が入ってないのは、一般向けと考えています。古い本ですが、絶対必要!、ですよね..。
お越しいただきありがとうございます。
そうなんですよね。意外に若い人たちに「英活ってなに?」という人、多いんですよね。
年がばれましたか(笑)。
結婚して4年目。数々の離婚の危機を乗り越えつつ、がんばっています。
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