ドクトル虎の巻
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(15)満点をめざすな!

ドクトル虎の巻 / 2007.08.16 20:15 / 推薦数 : 1

英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻 解説シリーズ 第15回です。 

いよいよ、気になる質疑応答です。

準備が効かないやつです(泣) 

前回、ボスに頼ってはいけないと、キビシイことを言いました。

そしたら、どーせいっちゅうねん! 

 

いよいよ本日秘伝公開です() 

 

ポイントは、3つあります。

 

 (1)        完璧をめざそうとしないこと。

(2)        結論(サマリー)を先に言い、後で説明を加えること。

(3)        英語の筋トレ

 

  (3)は普段の努力が必要ですが、前の2つを念頭に置くだけで、質疑応答はぐんと進歩します。 

 

100点満点を取ろうとするのは、よくありません。

プレッシャーばかりかかります。 

 

学問に、満点はないのです。

比較的単純な系をあつかう物理学でさえ、完璧ではないのです。ニュートン力学は、ロケットを飛ばすのには大変役に立ちますが、厳密には間違っています。普段の経験からは理解しづらいことですが、時間や空間座標は絶対ではなく、ゆがむのです。

かといって、相対性理論も完璧ではありません。統一場の理論も未完成です。

世の中に完璧な理論などないのです。

もし百点満点をとったとしても、不完全な理論の範囲内での百点満点なのです。

もともと完璧でないものを完璧にこなしたからといって、どれだけの意味があるのでしょうか。

 

満点を目指そうとすると、フリーズしてしまい、零点になってしまいます() 

これは、普段の臨床にもつながります。

 

フェラーリをねだるより、300km/hでなくても普段の買い物や通勤にはカローラのほうがよいのです。 

 

質疑応答は、フリーズしなければよいのです。

コミュニケーションがとれればよいのです。

60点から70点を目指しましょう。 

 

(1)  のポイントは、「キーワード」の聞き取りです。

必殺、メモ大作戦です() 

 

(2)  については、当ブログのThereforeの文化とBecauseの文化」をご覧ください。

 

先にごちゃごちゃ説明から入ると、ほとんどの人は立ち往生してしまいます。 

 

以上、これまで何度も痛い目にあい、ボコボコにされた先輩からのアドバイスです()

 

 詳細はこちらにあります。

南江堂 英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻 p.66-68.

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