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英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻解説シリーズもめでたく第十回となりました(笑)。
今日は、英語の発音をよくしたい、でも、フォニックスって何?という方のためのプチ講座です。
英語の得意な方はスキップしてください(汗)。
フォニックスとは、幼児や初心者に英語の音と文字との関係を学ばせるために考えられた方法です。
日本語にはフォニックスは必要ありません。
なぜなら、かな文字があるからです。
たとえば、「た」は”ta”以外の読み方をすることはまずありません。
発音記号は必要ないのです。
ところが、英語は、文法は比較的単純なのですが、表音文字のくせに、発音は複雑です。
なぜか? これは、英語の歴史に関係があります。
ちょっとだけ、お医者さんの多くは忘却のかなたの英語の歴史を。
5世紀から10世紀ごろ、ブリテン島ではケルト人を追い出したアングロ・サクソン人のゲルマン語が母体となって、ラテン語・フランス語・古ノルド語の影響を受けて、英語が出来上がっていったのです。
ケルト語やゲルマン語を母体に、その後もラテン語やギリシャ語、フランス語など、どんどん外来語を取り入れていきました。
そのため、表音文字でありながら、つづりと発音との関係が一対一ではなく、複雑になってしまったのです。
いわゆる「ローマ字読み」ではだめなのです。
でも、恐れることはありません。文字と音との組み合わせには限りがあります。
複雑なものは、分けて考えればよいのです。
デカルトさんによれば、「困難は分割」すればよいのです(笑)。
そこで、前回勉強した、「音節」の出番です。
音節ごとに区切ってみると、ある発音に対して、幾通りかのつづりがあります。
音節ごとに、つづりと発音を対応させるのです。
言葉で書くと複雑そうですが、実際は小さな子供でもできる、簡単な対応です。
1:1ではありませんが、数通りの組み合わせなので、非常にシンプルです。
声に出して(ここが重要)繰り返します。
これを英米人は、音からつづりへという方向で、幼児に教えます。
日本人は逆につづりから音へ向かうのです。
そうすれば、知らない単語でも何とか読めちゃいます。
余談ですが、英米人の小さい子は、よく、pleaseをpleezeと綴ったりしますが、これは無理もないのです。
Phonics的には同じように読めちゃうのです。
でも、彼らは日本人と違い決してpreezeとは綴りません(笑)。
最近になって英語教育でもフォニックスの重要性は認識されているらしく、「フォニックス」としてgoogleってみると、結構ヒットします。
興味のある方は、ちょっとgoogleってみてください。
フォニックスをマスターすると、つづりも覚えやすく、発音もよくなり、理解してもらえるようになります。
断然有利です。
参考
英語抄録・口頭発表・論文作成虎の巻 p.59
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