ドクトル虎の巻
Profile

ブログ内検索

カレンダー

<< 2012/05 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

新着コメント

新着トラックバック

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

< 循環器科がなくなる! | メイン | 乗り物酔いに効く薬 >

院内の嫌われ者

ドクトル虎の巻 / 2007.06.02 22:25 / 推薦数 : 4

厚労省は循環器科や、呼吸器科、消化器科などの診療科を標榜できなくしようとしています。

医師不足を、医師数を増やさずに、専門医から「総合医」へシフトさせることによって対応しようとする、医療費抑制の魂胆がミエミエです。 

それですむなら、それでもいいのです。しかし、個人の能力には限界があるのです。

理論的に考えると、(驚愕の事実」を参照ください)別に専門医とプライマリーケア医に能力の差があるのではなく、対応疾患と重症度が異なるだけなのです。従って、「総合医」だけを増やしても、すべての疾患、特に重症疾患には対応しきれず、医療崩壊は進むのです。

専門医も増やし、プライマリケア医も養成し、双方をうまく連携させる体制をつくるこそ重要なのです。 

 

ところで、ドクトル虎の巻は、循環器医です。

一般の方はご存じなく、循環器医自身も自覚症状を伴わないことが多いのですが、実は、循環器医は院内の嫌われ者なのです!? 

 

理由:

1.      気が短く、切れやすい。

2.      態度がでかい。

3.      周囲に無理難題(スピード)を要求する。

4.      時間を守らない。

5.      内科のくせに慢性疾患、全身疾患、悪性疾患をみるのが不得意。

6.      目で見え、動きのあるものしか信じようとしない。

7.      すぐにカテ室の鍵をあけろと要求する。

8.      運転が荒い。 

若手医師には勿論のこと、看護師さんや、技師さんたちにも、「なんででけへんねん。すぐに動かんか!」と、怒鳴ったりします。

 ドクトル虎の巻は、生来おっとりした性格だったのですが(?)、最近、家族からも、気が短くなった、態度がでかくなった、性格が悪くなった(?)といわれます(笑)。

職業病かもしれません。 

循環器医一同になりかわりまして、これまで被害に会われた皆様にふかくお詫び申し上げます。 

でも、ちょっとだけ言い訳させていただくと、循環器は、「カップ麺対応」をしなければなりません。

心停止がおこれば、3分以内に処置しないとやばいのです。

それで、見かけ上の?性格が悪くなるのです。

決して人が悪いわけではありません。m(^^)m

固定リンク | コメント (7) | トラックバック (0)

トラックバック

この記事のトラックバック URL

http://blog.m3.com/LFH/20070602/1/trackback

コメント

コメント一覧

内科のコンサルトして一番早く来て対応してくれるのは日米ともに循環器医です。逆に脳卒中、頭部外傷も緊急性があるのですぐにコンサルトがあれば対応していました。
短気というよりは短期決戦に慣れているから決断、行動が素早いと表現した方が適切かもしれませんね。
行動の早い医師は嫌われないと信じています。
written by Tai-chan / 2007.06.03 06:18
 昔の職業で必要だったので BLS の訓練を受けたことがあるので、コメントしますね。

1.気が短く、切れやすい。
  緊急時の指示や治療を最短の時間でしなければならないので、指示も軍隊的に最も短い言葉を使わなければならず、自然と気が短い、切れやすいと誤解されやすい。

2.態度がでかい。
  1.と同じ理由で、態度がでかいと誤解される。私もスキューバのアシスタントインストラクターをやっていたときは、緊急時はお客さん、周囲の他人に命令口調で指示を出していましたし。

3.周囲に無理難題(スピード)を要求する。
  だってスピードを要求しないと、患者さん、死んじゃうし。

4.時間を守らない。
  これはわかりません。なぜ?急を要する患者さんを救おうとしているタイミングだったりするからかな?

5.内科のくせに慢性疾患、全身疾患、悪性疾患をみるのが不得意。
  専門化が進んだ現在の医療では、なんでも診るのは不可能でしょう。

6.目で見え、動きのあるものしか信じようとしない。
  それはないと思うんですけど。データもしっかり見てるでしょう。でも緊急時は患者の兆候を観察するしか方法がないでしょうから、そんなときはのんびりデータなんか録ってられません。

7.すぐにカテ室の鍵をあけろと要求する。
  カテ室って、カテーテルを管理してる部屋のことですかね?もしそうなら、急を要する梗塞を起した患者がでたら、患者を救うための当然の行為ですよね。

8.運転が荒い。
  それは循環器医でなくてもそうだと思いますが。ちなみに私は娘の評価では「一番お父さんの運転が酔わない。それに怖くない」って言われてます。ただしミッション車限定です。

 先生、循環器医の日常、なんかを守秘義務に反しない範囲で書かれてもいいんじゃないでしょうか。そうすることで、循環器医がどういう仕事をしているのか、いろんな人に理解してもらえると思うのですが。
written by 無明 / 2007.06.03 07:31
はじめまして、こんにちは〜なな先生のコメントを見て、こちらにきました。 モルモットのお話にとても先生の心のうちを見ることができたからかもしれませんが…(笑)       院内の嫌われものって先生のことですか?     文面からは、とてもそうだとは思いませんが…   職業柄だとすれば、仕方ないですね。医師は、ある意味決断の早さも必要ですし。でも、文面を落ち着いて読むことができるのは、先生の人柄を表しているからだと思いました。    上に立つ人は、嫌われることが多いのも責任感が強いからだと思いますが…  なな先生のコメントをしている先生は、とってもやさしいかただと思いました。
written by E / 2007.06.03 13:45
ドクトル虎の巻先生こんにちは
私も循環器内科をしております.
わけあって昨年度は一般内科として働いていましたので,今年の4月からのギアチェンジに一苦労しました.
循環器内科をしていると,確かに他の内科との時間の流れが違う気がしますね・・・扱う疾患の特性だと思いますが,他の人から見たら気が荒く見えてしまうかもしれません・・・
時間を守らないのは循環器内科に限らず,医者一般の特性だと思っていたのですが,いかがでしょうか?
written by hanjukunaika / 2007.06.03 13:55
皆様、コメントありがとうございます。
ちなみに、ドクトル虎の巻は循環器らしくない?循環器医といわれておりますので、ご安心ください(ほんとうかなあ)。
車の運転も、今はおとなしいです。
約束も時間も、若手の先生方が一生懸命働いてくれるおかげで、大体守れるようになりました(笑)。
でもジェントルマンの多い内科のなかでは、ちょっと理解してもらいにくい科ではあります。

昔、研修医のころ、病棟で急変があり、よばれて駆けつけたものの、フルスタマック(患者さんが食事した後)で声門が見えず、吸引しながら挿管しようとしましたが、なかなか入らなかったことがありました。現場は修羅場と化し、罵声が飛び交っていたのですが、どこからともなく現れた研究室の先輩がじっとみておられて(今思えばものの数分間のことだったと思いますが、ずいぶん長い時間のように感じました)、ひとこと、やさしくいわれました。「ちょっとかしてみてくれる?」と。
スパッと気管チューブを入れられて、処置を見届けて去っていかれました。
本当に実力のある人は、罵声を浴びせなくてもやるべきことはできるんだと思いました。
なかなかその境地にまで達しませんが(笑)。



written by ドクトル虎の巻 / 2007.06.03 14:49
ドクトル虎の巻Dr おはようございます。
初めましてです。

いやー 参りました。何もかも生々しすぎて一般人の僕らでは着いていけません。おっと何者や?と思われますよね。MRではなくMS!!薬の説明している人間ではなくもっと下の薬を町医者さんに運んでいる物です。ドクトル先生には「けっ」と思われるかもしれませんが・・・
上記の8つの項目に開業医循環器医はさらにもう3つ加算されます。
9.奥様が怖く、従業員に引かれてると意識が強くなり簡単な診療以外の判断も低下する。

10.院長室で三味線やギター、レコードなど一人で音楽に走る・・・。

11.意外とカップラーメンとレトルトカレーが多い。

やはり循環器医の先生方は一生お時間に追われる運命なのでしょうか?落ち着いてみると恐ろしい世界のような気がします。でもそんな先生方の一番下の縁の下の端っこの部分になっているだけでも、日々頑張れます。転勤で飛ばされていつかドクトル虎の巻先生に会えることをお祈りしています。げへっm(_ _)m
written by どどまる / 2007.06.10 08:57
どどまるさん
コメントありがとうございます。
確かに、恐妻家が多いような気がします。
家族との約束を守れないことが多いからでしょうか。
ドクトル虎の巻も、若いころは昼飯抜きは当たり前で、夜中にお湯の出る自動販売機のカップめんを愛用しておりました。
昔は確かにヘッドフォンで音楽を聴くことに走っていましたね。
音楽でかろうじて精神のバランスをたもっていたのかもしれません。
なかなか鋭い観察ですね(笑)。
written by ドクトル虎の巻 / 2007.06.10 19:58

コメントを書く

ニックネーム*
メールアドレス*
URL
内容*
※「利用規約」をお読みのうえ、適切な投稿をお願いします。