| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 | 31 |
< 勝ち組・負け組 | メイン | 循環器科がなくなる! >
「にちにちこれこうにち」と読みます。
はずかしながら、長らく「ひびこれこうじつ」と読んでいました。
学生時代、好日山荘(こーじつさんそー)というスキーショップがあったので(笑)。いまもあるのかな。
もともと、禅のことばで、「一日一日はそれぞれ独立しており、従ってそれぞれみな新しい佳い日である。」という意味だそうです。
白状しますと、「そんなこと思えるわけないやんか。しんどい日も、いやな日もあるで。坊主はわけのわからんこというなあ。」と思っていました。禅宗の方々、ごめんなさい。
あるとき、ふと気づきました。
これは、ROC解析や!
ご存知の先生方は多いと思いますが、専門外の方のために若干解説を加えます。 ROC解析とは、検査手法の診断能をみる方法です。
図をみてください。

ある検査について、縦軸に「感度」、横軸に「1-特異度」をとり、種々の検査値における結果をプロットすると、その検査法について曲線が得られます。この曲線の下の面積が大きいほど、検査法としては優れているのです。
図では、青色の曲線よりも赤色の曲線のほうが上にあり、赤色の曲線で表される検査法のほうが、感度、特異度ともに優れ、検査法としてはより良いほうほうです。
このROC曲線上の原点からの距離がもっとも短い点(赤丸および青丸)が、その検査の最適点(カットオフ点)になるのです。検査の優劣を比較するだけではなく、最適なカットオフ値を求めることができます。
どんなにしょぼい検査であっても(青色)、その曲線上のどこかには最適点(原点からもっとも近い点)は存在します。優れた検査(赤色の線)にも当然最適点は存在します。
緑の点、(感度100%、特異度100%)は神様です。この世には存在しません。どんなよい検査も、100%はないということです。
つまり、よい日であっても(赤色)、どんなに悪い日であっても(青色)、生きている限りそれぞれにおける最適点を見つけることは可能です。
曲線が動かせないのであれば、原点にできるだけ近い最適点を見つけ、そこで物事を作動させればよいのです。
その曲線における最適点をみつけておいてから、もし曲線が青に近ければ、徐々に赤に近づけるようにしていけばよいのです。
数学的にはかならず最適点が存在するのです。しかも、曲線の形状からは、ちょっとくらい最適点をまちがっても、結果が大きく異なることはないのです。かならずしもパーフェクトをねらわななくても良いのです。
これが、禅でいう「日々是好日」なのだと思いました。
珍解釈です。禅のお坊さんにはお叱りを受けるかもしれません。でもなんだか肩の荷がおりました。
それ以来、「日々是好日」ということばが好きになりました。
珍解釈にお付き合いいただきありがとうございます。
皆様方の肩の荷を軽くする一助になればうれしいです。
恐縮ながら、いつものコマーシャルです。
中堅医師の肩の荷を軽くする本です。
固定リンク | コメント (4) | トラックバック (1)
コメント
コメント一覧
世の中のひとつの真理かもしれません。
100点取ろうとするのはよくないのです(笑)。
禅宗のお坊さん、おられませんか~。
勉強になりました。
コメントを書く