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勝ち組、負け組みということがよく言われますが、こういう言い方、大嫌いです。
(いつもは理屈っぽいドクトル虎の巻ですが、今回は珍しくパトスで迫ってみました(笑))。
働けない人は、負け組なのでしょうか。
病人は、負け組なのでしょうか。
身障者の方は、負け組なのでしょうか。
老人は、負け組なのでしょうか。
決してそんなことはないと思います。
キンさんギンさんは、お年をとられて生産活動ができなくなっても、日本中の人々の心をなごませてくれました。
ダウン症のお子様を、初老のお母様が連れてこられます。
もう中年といってよい患者さんはとても純粋な心をお持ちです。こちらが恥じ入ります。
長い年月の間には、いろんなことがあったでしょうが、親子の絆を感じます。
それを感じると、不覚にも涙腺が緩みそうになります。こちらも文句を言わずに働かなくっちゃと思います。
両足がなくても、車椅子で、明るく元気に通院されている方もおられます。こちらの方が元気をいただきます。
人に感動を与える生きざまって、とっても素敵ですね。
こちらこそ「ありがとう」をいいたくなります。
阪神淡路大震災の時も、ボランティアの方が避難所で奏でる音楽を聴いて、生きる元気をもらったといわれた方がありました。「人はパンだけで生きるのではない」って、こういうことだったんだなと思います。
人に感動を与えてくれる人たちを、必ずしも強くない人たちを、みんなで応援する社会であって欲しいものです。それが本当の「美しい国」ではないでしょうか。
身障者用のスペースに堂々と車を止める元気な人たちをみると、情けなくなります。
「美しい国」の医療費総額を削減してはなりません。
実は医療費を増やしても日本の経済は破綻しません。
素人が口幅ったいことを言うようですが、 IT時代になり、世の中がどんどん変わっているのに、「勝ち組・負け組」といった古い経済理論に固執するのは間違っているのです。
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