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こんな過激な見出しを書くなんて、ドクトル虎の巻はどうしてしまったのでしょう。明日から病院で働けなくなるんでは?
とご心配のご同業の方は、どうぞご安心ください。
専門外の学会にはなかなか参加する機会がないのですが、看護師さんたちのシンポジウムに会場のお手伝いとして参加したときの話です。
ある看護大学の教授の方が話されていました。
私は学生たちに「生意気なナースになりなさい」と教えていますと。
とても共感を覚えました。
もっとも、「生意気」というのは、ただ師長さんやドクターのいうことを素直に聞かないというのではありません。
「クリティカル・シンキング」をしなさいということなのです。
日本語に訳してしまうと、「批判的思考」となってしまうのですが、これは誤訳です。
「重要な思考」「論理的思考」とでもいったらよいのでしょうか。
つまり、ドクターや、先輩の言うことを、ただ鵜呑みにするのではなく、この人の病態はいまどうなのか、いまなぜこの指示が出されたのか、それがなせ必要なのかを自分なりに考え、疑問点はたしかめなさいということなのです。
これは看護師さんたちにだけ必要な資質ではありません。
ドクターを含め医療者すべてに必要です。
マニュアルだけに頼るのは危険です。
マニュアルにはすべての状況が網羅されているわけではありません。
規則さえ盲目的に守っていれば事故は起こらないというものではありません。
先日の、「法令遵守が日本を滅ぼす」にもつながっているのです。
たしかに、そういう「生意気な」ナースさんには(失礼!)、ドクトル虎の巻も、若いころずいぶん助けられました(笑)。
「生意気な」ナースさん、大歓迎です。
これからもお手柔らかに。
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コメント
コメント一覧
日本では総じてNsからの質問が少ない印象があります。
研修医の頃は苦手でしたが、今なら生意気Ns大歓迎!
以前先生が書いておられたように、日本語でも論理的にものごとを記述したり、述べたりすることはできるのですから。
無明さん
コメントありがとうございます。
アメリカのナースはやはりそうですか。
無明さんに同感。
私たち日本人は、小さいころから、
「生意気言うな。」「屁理屈こねるな。」
そして、「人に迷惑をかけてはいけません。」
と教えられてきたように思います。
その結果どうだったでしょうか。
「欲しがりません。勝つまでは。」
「大本営発表。」
だったのではないでしょうか。
最近また教育改革等きな臭いにおいを感じます。
生物である限り、理論的には外界に迷惑をかけずには生存できないはずなのです。
お互いに多少の迷惑をかけながらも、そのことを意識しつつ感謝しながら共存を図ることが人として生きていく道だと思っています。
そのために物事を冷静に判断する上で「理屈」は必要です。
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