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よく言われていることですが、すでに団塊の世代が定年を迎えつつあります。
いまの60代の方はお元気ですが、それでも収入がなくなれば医療保険も払わなくなります。
老人の数は増えます。
医療費は増大します。
ドクターの掲示板を見ていると、厚生労働省の官僚を目の敵にしています。
確かに現場を見ない人もいるでしょうが、彼らは彼らなりに医療の破綻を何とかしようと必死なのだとおもいます。
問題は、いままで、ドクターのボランティア精神でもって、資本主義諸国の中では超安い人件費で医療を維持してきてしまったことです。
おそらく、アメリカ人ドクターに日本の外来診療をやらせば、発狂すると思います。
日本の医師は専門医になってもレジデント並みの生活を送っている現状です。
我々は「井の中の蛙」だったのです。
何とか、国民に、日本の医療は決して悪くはないこと、このままでは医療を維持できず、破綻すること、そしてそれを防ぐには医療費総額を増やしてみんなでお金を負担すべきこと、道路が多少がたがたでも、ガードレールが多少さびていても、海峡に橋がなくても、それよりも救急医療や産科、婦人科はもちろん、専門性の高い科の陰でがんばっている内科系医療にも、もっとお金と人をつぎ込むべきことを、ディスクロージャーしなければなりません。
我々医師は、発言しなさ過ぎたのです。
じっと我慢して、いきなり爆発というのはいただけません。
何かよい方法はないでしょうか。
マスコミは自分たちにメリットがない限り(視聴率が上がらない限り)積極的には取り上げてくれません。
もっと社会的な、人と人とのつながりを大切にすべきなのかもしれません。
でも忙しくて今まで他職種の方々との付き合いなどほとんどなかった。
反省しています。
また宣伝で恐縮です。
この世知辛い医療情勢の中で、自分が元気になるための本です。現役ドクターにしかかけない本だと密かに思っています。
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