今日の手術は珍しく午後からでしたので、午前中は専らデスクワークをしていました。
特に学会が迫ってきましたので、学会に使用するPCやプロジェクター、人員確保等について手を回していました。
結構大仕事になっています。
午後からは手術を行いました。
単純な手術ですが、患者さんはもう1年以上つき合いがあり、すごく私の事を頼りにして下さっている方でしたので、執刀は自分で行いました。
医師も人間ですので、関わりの深い方は自分の手で何とかしてあげたいと思ってしまいます。
夕方からは金曜日の手術患者さんのIC、それから院内講習会を受けてきました。
部屋に戻って来てからは、2、3の業者さんとお話をしていました。
前回のブログで`手術は芸術`と書いた事に対してコメントを頂きましたので、ここでお答えしたいと思います。
手術患者さんを物に例えるようで悪いのですが、外科医にとってみれば一つの作品となります。
例えば進行大腸癌の手術を行う場合、3群リンパ節廓清を必ず行う訳ですが、実のところ出来上がりは術者によって大きく異なります。
リンパ節を完全に廓清しているか、お腹の中の膜構造を完全に把握しているか、終了時には手術をしていないか(お腹の中の患者さんにはみえない所で)のようになっているか、出血は少ないか、短時間で完璧に手術を終えているか、等々、多くの違いがあります。
修練を積んだ外科医が手術を行えば、上記の事を遅滞無く遂行する事が出来ます。
それは美しい手術と言えると思います。
それで私は手術が芸術の一つと皆に言っています。
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