今日は特殊な病気の手術で、術前の状態も悪く、始めから困難が予想されていました。
手術時間も8時間を予定しました。
今回で3回目の手術の患者さんで、腹腔内は結構な癒着がありました。
それでも可及的に癒着を剥離した後、割と早くに本手術に取りかかる事が出来ました。
やはり手術は難しく、結構な出血と時間を要しましたが、結果としてはきれいな手術が出来たと思います。
手術時間は5時間弱かかりました。
定型的な手術と違い、今回のような非定型的な手術で、しかも何回かの手術既往のある患者さんの手術は難しいです。
でもいつかはこうした手術も、若手の先生に教えて行かなければいけませんね。
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私自身、白内障手術は定型例のみ教育を受けた段階で上級医として派遣されましたから、結局、非定型例と合併症は独学ということになってしまいました。
私の出身大学医局は医局員の教育システムがお粗末でしたので。
ただ、以前、先生もご指摘のように、手術は手技以上に術前の状態の把握が重要だと思います。
手技が完璧でも、手術が不要な症例に手術を実施したり、不適当な術式を選択しては元も子もありません。
そのあたりは、早く手技を覚えたくて仕方がない若い先生達には気付いてもらえないことも多々ありますね。
そのため、かなり上級の外科医でも、下部消化管の手術は一線の手技を行う事が出来ませんでした。
同じ大学出身の医師で固められている医局に多い問題点ですね。
教授が私をここに呼ばれたのは、こうした現状を打破する事にありました。
私にはその期待に応える義務があると思っています。
頑張ります。
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