本日の1件目の手術は腹腔鏡手術でした。
今回はいつも助手をして下さる先生が、先日腹腔鏡教習を無事終了されましたので、執刀をして頂きました。
ところが見た目よりも腹腔内の脂肪が大量で、全く剥離層のオリエンテーションがつきませんでした。
勿論私が替わって剥離しても、結果は同じでした。
外科手術は剥離層が分からずに手術をすると出血をしますので、安全のために今回は途中から開腹手術に切り替えました。
2件目はちょっと変わった病気の手術でした。
これは若手の先生に執刀して頂きました。
この方は手術既往があり、開腹するのも難しいくらいに腸管が腹壁や腸管同士で強固に癒着していました。
それで癒着剥離だけはまず自分で行った後、若手の先生に病変部を摘出して頂きました。
2件とも手術は問題なく終わりましたが、いずれも一筋縄ではいかない手術でした。
こうした手術は経験を積むしかありません。
外科医が一人前になるために、長い修練を必要とする理由です。
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