本日は朝早くから腹腔鏡講習会を受け、今しがた新幹線に乗って帰ってきました。
腹腔鏡手術には、内視鏡外科学会による技術認定制度があります。
この技術認定を受けるのは結構難しく、厳しい規定をクリアする必要があります。
腹腔鏡講習会はそのために必要なものです。
人口に占める高齢者の割合が増えてきましたので、必然的に手術患者さんも高齢の方が増えてきました。そのためか、高血圧、糖尿病は勿論の事、心不全、呼吸不全、腎不全など重篤な病気を合併症として持っている患者さんも増えてきました。本日の1件目の方も呼吸不全を持っており、在宅酸素をされている方でした。今回の場合、病変の場所が良かったですので、低侵襲に手術を終える事が出来ましたが、一般的にこうした患者さんは術後に苦労される事が多くなります。
自分も含め、健康には気をつけたいものです。
やっと2件目の手術が終わりましたので、今から腹腔鏡の講習に出かけます。
明日は朝早くから講習が開始されますので、今日中に現地に到着する必要があるためです。
今週は自分の予定の大腸手術が5件ありますが、予想通り今日の1件はかなり大変でした。
患者さんは2カ所病変をお持ちの方で、まず1ヶ所は肛門を介して切除しました。
肛門から覗いての手術というのは、視野が悪く手術器具も使いにくいため困難な手術ですが、低侵襲ですので、患者さんにとっては傷も残らない楽な手術です。
もう1ヶ所は普通に開腹しての手術でしたが、この患者さんは今までに何度も開腹手術を受けていたために、腹腔内臓器の癒着が強力で、癒着剥離で大変な苦労をしました。
結局1日がかりで手術を終え、つい先ほど(7:30 pm)昼食を摂りました。
疲れましたが、まだ業務がたくさん残っています。
頑張ります。
3/23-25まで札幌で行われた臨床腫瘍学会に行って参りました。
3/24に発表を行い、3/25には教育セミナーに参加して参りました。
この学会の主たる目的は、がんの薬物療法(抗癌剤治療)を専門的に行う事の出来る医師の養成で、専門医の試験もあります。
まだこれらは始まったばかりです。
教育セミナーでは自分の専門以外の抗癌剤治療の講義を受ける事が出来、大変勉強になりました。
日本では、消化管癌の抗癌剤治療は主に外科医によって行われておりますので、私も勉強して専門医の資格を取りたいと考えております。
ちなみに今後3学会合同で発足する癌治療認定医の制度がありますが、この話はややこしいですので、今回は書くのを止めておきます。
昨日は休日でしたので、午前中に患者さんの回診と処置を済ませた後、再び鎌倉まで散策に出かけました。前回は北鎌倉を巡りましたので、今回はその続きで東に向かって歩いて行きました。
まずは鎌倉駅まで電車で出た後、線路沿いにある寿福寺(鎌倉五山第3位)へ。
本堂近くは閉鎖されており、外から眺めるのみでしたが、裏手の墓地には北条政子と源実朝のお墓がありました。
丁度お彼岸でもあり、見学の方だけではなく、檀家の方々もみえておりました。
それでもいたって静かな雰囲気でしたが。
続いて線路を越えて、再び鶴岡八幡宮へ。
一昨日東京で桜の開花宣言がありましたので、少し期待していたのですが、参道の桜はまだ全く咲いておりませんでした。
ここからは金沢街道に沿って東に向かいました。
途中で源頼朝と大江広元のお墓を見た後、鎌倉宮(護良親王終焉の地)、瑞泉寺と参りました。
何はともあれ言える事は、昨日は日和がよく快適で、仕事の気分転換としては最高でした。
そこからは南に出て、浄妙寺(鎌倉五山第5位)と報国寺へ。
浄妙寺はお堂の美しさが光りましたし、報国寺は竹林の庭が圧巻でした。
ここまでで今回は終了し、鎌倉駅に戻り、帰ってきました。
鎌倉のお寺を巡っていて一つ気がついたのですが、どこのお寺も大体墓地を所有されています。
ということは、檀家を持っているという事ですから、鎌倉では観光に頼るお寺は少ないという事かもしれません。
本日は大腸の手術で、ハルトマン術式を用いて人工肛門を造設しました。
最近は自動吻合器や縫合器などの手術器具が良くなった事もあり、人工肛門を作ることはあまりなくなってきました。
つまり、ごくわずかに残した直腸や肛門に大腸をつなぐ事が出来るようになってきたということです。
今日の患者さんも腸を直腸につなぐことは可能でしたが、いろいろと不自由な方であり、人工肛門の方が排便の処置がしやすいという事でハルトマンになりました。
手術術式は決して一律ではなく、患者さんの状態によって変化するという事です。
今しがたは、他の先生が行っていた胆石、胆嚢炎の手術がうまく行かないという事で、呼ばれてお手伝いをしてきました。
通常、急性虫垂炎(いわゆる盲腸)や胆石の手術は簡単という印象があるかもしれませんが、実はこうした炎症のある手術は非定型的で、癌の手術よりも数倍難しくなる事があります。
ある意味、簡単な手術など無いと思った方が無難でしょう。
とは何かというと、大腸癌イレウス(腸閉塞)です。
ここ1ヶ月で4人の患者さんがこれで救急受診し、そのうち3人が緊急の一時的人工肛門造設、そのうちの1人はさらに穿孔を起こして、2回目の緊急手術となっている。
残りの1人は開腹して直接腸内容を吸引した後、大腸癌の根治術となった。
おそらく腸閉塞になるまでには、便秘、腹満等の症状があったものと思われるが、誰も自分が病気だとは思いたくないし、自分も含めて誰もが医者にかかるのは嫌いなのは当然と思われるので、こうなってしまう患者さんが多いのは仕方の無い事でしょう。
しかしながら癌になっても助かる一番の方法は、手術でも抗癌剤治療でもなく早期発見ですので、何らかの症状があれば、早めに医療機関にかかる事が勧められます。
昨日の手術は大変でした。
朝から行った手術は、何度も手術を繰り返している方の開腹で、手術内容も困難でしたのでかなり気も使い、6時間かかりました。
これだけでもかなり疲れたのですが、すぐに腸閉塞の緊急手術、さらにその後、腹膜炎の緊急手術で、全ての手術を終え手術室を出たのは、今日の朝3時でした。
結局、食事もとらず、風呂だけ入って2時間休み、今日の業務に入り現在に至っています。
明日も2件手術が入っており、先ほどまでインフォームドコンセントを行っていました。
いくら丈夫な外科医とはいえ、この状態が続けばダウンしますね。
雨の降っている午前中に病棟の自分の患者さんの回診を済ませ、実験を少々行った後、午後からは北鎌倉まで散策に出かけました。関東に出てきて以来、一度鎌倉を散策したいと思っていましたが、なかなか機会がありませんでした。今回はまだ雨がぱらついていましたので、電車で出かけました。
まずは北鎌倉の駅で降りて円覚寺(鎌倉五山第2位)へ。
今日は冬型気圧配置ということで、雨は小降りになっていましたが、まだかなり寒く、有名なお寺にも関わらず人手もまばらでした。しかしこういう所は静かなのが一番です。
寺社仏閣巡りは子供の頃からの趣味ですが、いつもは有名な仏像や建造物をを見るのを目的としていました。
今回は雰囲気の良い所を散策してストレスを解消するのが目的でしたので、ゆっくり花や景色を見ながら歩いていきました。残念ながら梅はほとんど散っていましたが、木蓮や三椏の花がそこかしこに咲いており、春を感じさせるには十分でした。
有名な舎利殿は遠くから見学し、他に北条時宗公の廟所を見てまいりました。
続いて花の寺として有名な東慶寺へ。
昔、女性からの離縁が認められなかった時代、この寺に駆け込むと離縁が認められたということで、縁切り寺としても有名なのだそうです。
梅が咲いていればさぞかし絶景だったと思いますが、今回は円覚寺で見られたのと同じ花々がちらほら見られたに留まりました。
同様に花の寺として有名な浄智寺(鎌倉五山第4位)、そして鎌倉五山第1位の建長寺へ。
半僧坊まで山登りをすると、海を見ることが出来ます。
最後に鶴岡八幡宮まで歩いてお参りを済ませた後、鎌倉駅より電車に乗って帰ってまいりました。
病院の寮に籠っていると気が滅入ってきますので、休みの日は積極的に出歩いてストレス解消に心がけたいと思っています。
本日は夕方から消化器内科の先生に誘っていただき、消化器病の研究会に参加してきました。
特別講演として、クローン病の内科治療を長年にわたって行ってこられた先生のお話があり、クローン病内科治療の現状について、大変勉強させていただきました。
私も前の大学で、クローン病などの炎症性腸疾患の外科手術を多く手がけていたこともあり、赴任してきたこちらの病院でも是非行っていきたいと考えています。
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