本日は急性虫垂炎の緊急手術があった。いわゆる‘盲腸‘というやつである。正確には盲腸は大腸の一部であり、虫垂は盲腸に付属する細長い管腔臓器である。つまり‘盲腸‘の手術といえば、この虫垂を取る手術になる訳で、盲腸はそのままである。
自分が医師になった頃は、急性虫垂炎といえばかなりの数が手術となった。中にはほとんど正常に近いものもあった。しかしながら、最近は抗生物質がたいへん良く虫垂炎に効くようになったため、絶食にして点滴を行うだけでかなりのものが治るようになった。
その中でも手術しなくてはならないものは、虫垂が腐っているか、既に虫垂が破れて膿が腹腔内に流出しているものが多い。そんな訳で、今は2cmくらいの傷で虫垂切除ということは少なく(それくらいで済むものは大体抗生物質で治りそうなもの)、5cm以上の創になるものが多い。また研修医の先生に簡単に手術していただくというものも少ない。
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