当院の良いところは、当直明けは可能であれば半日くらい休みが取れるところである。医師も労働者であるので、労働基準法に則って連続24時間以上の勤務は認められないわけであるから、当然というべきなのだが、おそらく日本の医師のほとんどは、労働基準法に違反した勤務をしているはずである。
実際、今日は仕事があって通常勤務をしたので、軽く36時間は連続勤務となるわけである。
これは誰もがわかっていることであるが、医師が労働基準法に則って仕事をしていたら、当然患者様をまともに管理することなど出来ない。しかし病院管理者としては、労働基準法を守って仕事をしているように見せかけなければ、もし労働基準監督署に密告されたりすれば、当然処分の対象となる。ということは、仕事を実際にしていても、記録上はしてないことになり、サービス残業となるわけである。一般病院の勤務医は仕事量に比して収入が少ないのは、これも一つの理由である。
しかし患者様の前では医師は常に明るく元気に振舞わねばならないし、緊急手術や急変があれば、夜中でも病院に出て行くのである。
それでも何も言わずに医師が頑張るのは、ひとえに患者様の為と言って良いと思う。もし患者様がこうしたことを理解してくださらず、疑惑の目をもって医師を見るようになるならば、おそらく医師の医療に対するモチベーションは下がっていき、患者管理の質も下がっていくことになるでしょう。
今回のブログは何だか患者様向けの愚痴になってしまいました。すみません。
今日は、午前中に明日の手術患者とその家族に手術説明を行った。
今は説明内容はすべて書面に記し、コピーをカルテにも残しておく。術前説明は今の時代非常に重要である。
患者側も昔のようにすべてお任せしますという方は減ってきて、今回もガーゼを残したりしないようになどと念を押された。
患者様を少しでも根治させたいと手術を行っているつもりであるが、このような患者にしっかりと手術をした結果、たとえば合併症が起こり、結局患者側に訴えられるということになる可能性がある。そのように考えてしまうと、危険なことは止めて、心ならずも抑えた手術になってしまう可能性がある。結果として予後が悪くて患者様は亡くなられたとしても、世の中は医師が悪いとは考えないから。
こんなことを考える医師は今の時代だんだん増えてくるのではないかと思います。今のところ、外科としての良心が許しませんので、自分は手控えた手術をするつもりは毛頭ありません。医師と患者様の信頼関係の崩壊は、決して医師だけによるのではないでしょう。今は初めから医師を疑惑をもってみる患者様が増えてきています。それで信頼関係を構築するのは大変難しくなり、結局は患者様にとって不利益になるということが多くなるでしょう。
当直が終わると同時に産業医研修会会場へ。
今日で2回目です。
朝9時から始まり、途中1時間の休憩をはさんで17時までぶっ続けです。当然のことながら、半分は眠っておりました。
そんな中でも、最後の職場のうつ病の話は割りと真剣に聞いておりました。そういう話を聞くと何だか自分に当てはまるような気がして心配です。最近は若年性認知症についてもよくテレビで話題になっていますが、これを聞いても自分は大丈夫かと思ってしまいます。
皆さんは一昨日の夕食が何だったか思い出せますか?
本日は第1回となる研修医症例検討会を開催した。
症例報告で学会に出す前哨戦として行って頂いたが、たいへん良く勉強されており、聞く側も勉強になった。最後には病理医の先生にも総括をして頂き、たいへん締まった検討会となった。参加者は20人程度であったが、当院としては良く集まったほうではないだろうか。今後は毎月開催して行こうと考えている。
午前中は外来。予約制なのだが飛込みなどもあるので、予約時間がどんどん遅れていく。患者様をお待たせしまいと必死で進めるが、いい加減なことはできないし、コミュニケーションは非常に大事なので、遅れるのはしょうがない。
それでも本日は13時に何とか終了し、そのまま大腸内視鏡。結構手技には自信を持って行っているが、先週はあせっているせいもあって、1年ぶりに透視を使ってしまった。今回は順調に終了。
ここで昼食を摂った後、術後胃透視。
続いて外科のカンファレンスを行った後、婁孔造影のため、またまた透視室へ。
今日はN先生のpaperの校正を行って、submitしようと思っていたのだが、少し手を付けた所でもう疲れて明日にまわすことにした。明日出来ることは今日するな、というのはアラブの諺でしたでしょうか。
あくまで最近わかった聞きかじりの話です。
少し前にも書きましたように、産業医の資格を取るためには、50単位が必要です。内訳は、基礎前期14単位以上、基礎後期26単位以上、基礎実地10単位以上となっています。
このうち基礎後期が一番取りやすく、研修会のみならず、学会や研究会でも単位が認定されるものがあります。
次に基礎前期ですが、これは通常まとめてとる形が多いようで、その講習を逃さずに取れば問題ありません。
問題は基礎実地で、これは1回の研修の受講人数が少なめに制限されている上に、行われる頻度も少なく、この単位を取るのが最も難しいようです。
しかし最近調べてわかったのですが、どうも県によって実地の講習回数がやたらと多いところがあるようです。つまり自分のいる県で実地が無くても、近隣の県に回数の多いところがあれば、そこまで行けば受講できる可能性が高いということです。
ただ問題は、基本的に講習は、自県の医師会員のために開かれているので、他県の場合、空きがなければ受講ができないこと、多くの場合、他県の方の受講は受講料が必要となること、それから、他県に行くまでの交通費と時間がかかること、というデメリットがあります。
それでも早く産業医の資格を手に入れたいという方にとっては、挑戦する価値があるのではないかと思います。
以上、たまには役に立ちそうな情報を書き込んでみました。
本日は朝からS状結腸切除を行い、午後は会議。
最近年をとって頑固になったのか、カルシウムが足らないのかよくわからないのだが、大変怒りっぽい。
手術では新人が直介についたのだが、いらいらした態度をしてしまったし、会議は会議で何だか一人で怒りまくっていた気がする。後で考えるともっと穏やかで良かったのではないかと思うのだが。
自分が学生だった頃や医師になりたてだった頃を思いだす。怖い医師の先生が時々いて、なんでこんなに怖くしなければいけないのかとよく考えたものだった。まさか自分がその仲間入りをするとは思ってもみませんでした。きっと周りの人は自分のことを怖い先生だと思っているんだろうな。
今日も良い天気で、いつものように月曜日はバイクで病院へ。
少し前に伊勢や神戸にバイクで行ったことを書きましたが、日本は山が多いため、どのように道を選んでも山道を避けて通ることができません。
よく下りの坂道に、滑り止めの縦溝が掘られていることをご存知でしょうか。あれは乗用車には良いのですが、バイクにとっては大変危険な存在です。あの道にさしかかると、ハンドルがとられて、ふらつくんです。そんな訳で縦溝が見えるとすぐスピードを落とします。おそらく後ろをついてきている乗用車は何故こんなところでスピードを落とすのかと腹立たしいことかと思いますが、上記のような理由です。下手に路肩に拠るのも転びそうで簡単にはできません。ご迷惑をかけます。
しかし世の中のバイク乗りはああいう道に対して文句は言わないのでしょうか。道を作る人はバイクにも乗ってもらいたいものです。そうすれば如何に危険なものかわかると思いますが。
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