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2007.09.30 18:07 |  研究  |  その他(医療関連)  |  学会の周辺  |  脱線記事  |  NOBO  | 推薦数 : 0

Step up! 情報と教育(4)

 1985年頃。当時の文献検索は、図書館に行って医学中央雑誌やIndex Medicsを手で調べることでしたが、エイズについてはKey Wordがついてなかったりで徒労に終わりました。コンピュータを使った検索が始まった頃で、DIALOGというシステムからアメリカ国立医学図書館のデータベース「MEDLINE」を検索できることがわかりました。製薬会社の人にお願いして「AIDS」でリストを作ってもらうと、1000件以上あることがわかり「アメリカにはこんなに情報がある!」と驚いたものです。

 オンラインの医学文献検索がないかと調べたら、通産省の外郭団体でJICSTというシステム(現在はJST)が始まっていました。結局は値段が高く加入しませんでした。1987年に始まったばかりのパソコン通信NiftyServe(現在は@Nifty)に入会しました。自宅から電話でNiftyServeにつなぎ、さらにCompuServeに接続したらPaperChase(Massachusetts General Hospitalが開発)を利用することができました。PaperChaseはMEDLINEの検索ソフトでした。

 1990年に、MEDLINEで「AIDS & Fever & Abdominal Pain」で検索したら30あまりの論文がヒットして「MAC」が載っていました。私が診ていた患者さんの病名を教えて貰ったと感じました。データベースは一定の形式をとったデータの固まりですが、その中から目的のものを探し出したり、並び替えたりする管理システムが必要です。情報は力に変わるのだと実感しました。

 情報を馬鹿にすると情報に馬鹿にされます。昨日の常識は今日の非常識になるかもしれません。昨日の成功や失敗を今日・明日の患者さんのケアに役立てるのが情報なのだと感じています。今やインターネットにはPubMedがあるし、Google Scholarもありますね。

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2007.09.30 10:18 |  研究  |  学会の内容  |  脱線記事  |  NOBO  | 推薦数 : 0

Step up! 情報と教育(3)

 ある学会の会場の書籍販売コーナーで、初めてG. Wormserの教科書「AIDS and Other Manifestations of HIV Infection」を買って読んだときはびっくりしました。初版は1987年刊行ですが厚さは8センチぐらいあり、知らないことがたくさん系統立てて書かれていました。


 駒込病院の味澤 篤先生にamfAR(American foundation of AIDS reseach:アメリカ エイズ研究財団)のTreatment Directoryを教えて貰いました。「頼んだら只で送ってくれますよ。」 

 

 いや、これにも驚きました。病態や診断についての記述は最小限。しかし治療については最新のレビューが治験の結果とともに述べられていました。今で言うEBM(証拠に基づく治療)の考え方でした。さらに現在募集されている治験のリスト、新薬の情報、アメリカの優先審査や拡大治験という仕組みが載っていました。満載されていました。患者さんの治療に役立てることができました。

 その後、インターネットの時代になって、毎年世界中に届けられたTreatment Directoryは役割を終えました。

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2007.09.30 10:18 |  研究  |  学会の内容  |  脱線記事  |  NOBO  | 推薦数 : 0

Step up! 情報と教育(2)

 25年あまり前、私は30才すぎの駆け出し血液内科医でした。血友病の患者さんの診療を担当しエイズと遭遇しました。最初は目の前のできごとが何であるのか、何をどうすればよいのか、まったくわからない状態で患者さんたちの病状は悪化していきました。知識は英語の文献コピイだけで、日本語で書かれた役に立つ教科書や参考書はありません。「情報が欲しい!」切実な思いでした。

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2007.09.30 10:16 |  研究  |  学会の周辺  |  脱線記事  |  NOBO  | 推薦数 : 0

Step up! 情報と教育(1)

 いまさらですが、本会のメインテーマは「Step up! 情報と教育」としました。自分がいる所から一段上に登ろうという気持ちと、やっぱり正確な情報が欲しい、それを伝達していくのが大切だという思いを表現したものです。私が大学でエイズに関与するのは、やはり医療系の学生や医療者への教育=卒前卒後教育が仕事だと思っているからですね。

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2007.09.30 09:47 |  研究  |  学会の内容  |  NOBO  | 推薦数 : 0

日本エイズ学会は学際的

 エイズは個人の健康や生活の問題ばかりではなく、人間社会全体の歴史や文化に大きな影響を与えています。

 日本のエイズ研究者の会合は1987年に京都でエイズ研究会として発足しました。京都会館で2会場だけでしたが、テレビカメラが沢山入りマスコミの注目も浴びました。臨床セッションの会場の中央最前列に血友病患者の石田吉明さんが陣取り、「もっと患者の僕らにわかりやすく説明してくれませんか」と発言され、大変驚きました。最新の情報が欲しいという切実な思いが伝わりました。

 毎年、研究会を重ね、やがて研究会から学会に昇格しようとしたとき、「日本エイズ医学会」という名称が有力視されていました。ところが総会の場で「エイズは医学だけでは理解も制御もできない」という意見があがり、「医」を削除しました。研究会を立ち上げて引っぱって来たのは、基礎のウイルス学者たちでしたが、柔軟に受け入れて下さいました。

 以後、日本エイズ学会は基礎的な生物科学や臨床医学にとどまらず、心理・社会的な関心を持った人たちもともに集う学際的な場として歩んでいます。年に1回の学術集会は、各分野の努力の成果が発表されます。同時にロビイや、休憩所や、会場周辺のあちこちで、他の地域の人たちとの情報交換や交流の輪ができます。初めて参加されたひと、遠慮せずに友だち作りをしてください。

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2007.09.29 10:08 |  学会の内容  |  NOBO  | 推薦数 : 0

エイズとノーベル賞

 ノーベル賞を受賞した科学発見とエイズが深い関係があることを知ってましたか? 逆転写酵素をもったレトロウイルス、CD4陽性細胞を識別できるモノクローナル抗体、ウイルスの存在を量として測定できるようにしたPCR法、いずれも後でノーベル賞を受賞した科学技術の発見・発明でした。

 どの研究もエイズのために行われたものではありません。しかし、もしこれらの科学技術がなければ、エイズの原因ウイルスの発見に時間がかかり、免疫不全を理解することができず、治療の効果判定も難しかったでしょう。すごいですね。

 あと、60日ですね。

 

 <HIVの模式図、どこのサイトから頂いたか失念>

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2007.09.18 22:20 |  学会の周辺  |  脱線記事  |  NOBO  | 推薦数 : 1

瀬戸の夜景

 瀬戸の夜景というサイトがありました。村上さんという人がせっせと撮影して回って公開しています。びっくりしたのでご紹介。海田大橋、黄金山、比治山公園、鈴が峰公園、廿日市大橋などは私の身の回りです。
http://ww4.tiki.ne.jp/~mmurakami/setoy/

<このサイトから拝借>尾道市の高見山は360度で昼夜の写真です。
http://ww4.tiki.ne.jp/~mmurakami/setoy/hiro_east/takami2007.html
 

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 リクルートがやっている「ホットペッパー グルメサイト」というのがありますね。


http://www.hotpepper.jp/A_30400/macY600.html

 会場から歩いて10分のエリアは「紙屋町・大手町」、15分なら「袋町・中町」です。20分なら「立町(たてまち)・八丁堀」そして「流川・薬研堀」、「地蔵通・小町」あたり。歩いて20分となると、タクシーが便利ですね。

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2007.09.18 21:39 |  その他(医療関連)  |  学会の周辺  |  脱線記事  |  NOBO  | 推薦数 : 1

ピンバッジができてきた

 さてさて、私が楽しみにしていたハート君のピンバッジの見本ができてきました。横幅が22mmで、胸につけるとこんな感じです。

  ほうら、可愛いでしょ~。ふふふ。。。嬉しい!

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 シンポジウムは共催、サテライトあわせて19セッションになりました。実はうっかりして、多く作りすぎてしまいました。他にランチョンとイブニングセミナーが12セッションあります。その上、本命の一般演題は335題と過去最多になってしまいました。欲張りすぎです。おかげで、プログラムがギチギチにきつくなっています。会場を増やすわ、朝8時の教育講演から、夜は8時半までのセッションも。。。。。大変!

 参加者は疲れないようにして下さいね。休憩のラウンジのスペースも広く準備したいと思います。ベビイシッターも雇います。託児のお申し込みは10月末が締め切りです。

http://jaids21.umin.jp/takuji.html

 サテライトシンポジウムは3つあります。「歯科における・・・・」は広島県歯科医師会と、「HIV看護ケアの・・・・」は広島県看護協会と、「MSMを対象とした・・・・」はThe Japan Foundation, Center for Global Partnershipと第21回日本エイズ学会学術集会との共催です。学術集会・総会参加者(つまり有料入場者)以外の方にも公開としました。あと70日です。

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