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寒い毎日が続いています。
金沢も積雪こそはありませんが、毎日、一桁の下の方の気温です。
この寒さの中で原油価格の高騰の影響で灯油の料金が上がっています。
私は週に1回、在宅で療養されている患者様のお宅を訪問し、訪問診察をしています。
今年の在宅の患者様の家の中は、ともかく寒いです。
半分のお宅では、石油やエアコンは使わず、こたつや電気ストーブなどの局所的な暖房で我慢されています。布団の中に入り込んで、なんとか寒さをしのいでいる患者様もおられます。
昨日、訪問した患者様のお宅は、コタツだけでした。室内温度は一桁です。
訪問診察の時には、白衣にコートを着ていきます。
とてもコートを取れないお宅が半分もあります。
こんな状態ですから、風邪や病気になります。
「豊かになった日本」の現状、これでよいのでしょうか。
国が描く在宅療養の姿って、こんなものでしょうか。
人間らしく生きる、これは個人の責任ではなく、国の責任なのではないでしょうか。
本当に怒りがこみ上げてきます。

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2007.12.25 22:39 |  診療  |  その他(一般)  |  HARAGON  | 推薦数 : 1

医者がノロウィルスにノロわれる時

今年も、感染性胃腸炎が流行しています。
その原因は、ノロウィルスのことが多いのですが、今年は昨年と違ってノロウィルスという表現よりも、感染性胃腸炎として報道されることが多いように思います。昨年、ノロウィルス騒動によって、牡蠣貝がとばっちりをくったせいでしょうか。
私も、この冬すでに100人ほどの感染性胃腸炎の患者を診察しています。今年も、感染力は強力です。誰かに感染すると、家族中に感染してしてしまいます。
外来で、こうもたくさんの患者様を診察してきて、「自分は大丈夫なんだ」と変に自信をもったとたん、23日の早朝からお腹がおかしくなりました。
そういうことで、私の症状を医師の目でじっくりと観察しました。そして、私の患者様への指導が正しかったかどうかを検証してみました。
どうも症状を12時間ごとの4期に別けることができます。最初の12時間(第1期)は、30分おきに水のような下痢です。微熱とともに吐き気があります。次の12時間(第2期)は、下痢が続き、吐き気は少し治まりますが、熱が38.3度になりました。ともかく、なにもする気力がなく、横になると眠ってしまう状態でした。そして、次の12時間(第3期)は、下痢は少しよくなりますが、身体のだるさが続きます。最後の12時間(第4期)は、今度はお腹が張って、お腹がごろごろ(腹鳴)しますが、あまり便はでません。第4期の最後、私の場合は今朝の早朝ですが、ガスが出て、回復に向かうというような経過でした。第4期ごろから食事を少し食べることができました。患者さんには、下痢をしている間は、形があるものは何も食べずに、水分の補給を十分にと指導しています。最低、1日2000mlの水分(できればスポーツ飲料)を取るようにいっていますので、そのとおり行いました。しかし、最初の吐き気がある時に、水分を摂るのはなかなか難しかったですね。2日間で体重が3キロやせました。
でも、私の養生法の成果で、48時間でノロウィルスを退治することができました。
医者も時々、病気になってみるものですね。

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2007.07.15 08:22 |  診療  |  医療制度 / 行政  |  その他(一般)  |  HARAGON  | 推薦数 : 0

医療費の負担

昨日、30代の男性の初診の患者様が来院しました。
コレステロールが420という高値の結果をもっての来院でした。
この男性は20歳代からコレステロール高値を指摘され、家族性高コレステロール血症と診断されています。
お母さんがコレステロールが高く、母方のおじさんが若くして突然死をしており、最近、その息子が40代で心筋梗塞で死亡したというのです。そういうこともあって、心配で受診しました。
この男性は他院で2年前まで治療を受けていましたが、その後中断しています。
毎回、1万円を超える医療費の負担に耐えれなかったということです。
リピドールを処方されていたらしいのですが、私がリピドールを処方しようとすると、もう少し安い薬がないかというのです。
薬局に問い合わせて、メバロチンのジェネリックであるプラバスタチンとリピドールの値段を聞くと、プラバスタチン2錠とリピドール1錠の値段はあまり変わりません。患者様に説明して、リピドール2錠を処方しました。
検査も最小限にするから、きちっと薬を飲むようにと話をし、1ヵ月後の予約をしましたが、ちょっと心配です。
国は、メタボリックシンドローム対策といって、来年から特定健診を実施しますが、安心して治療を受けられるような制度の実現が、より重要なのではないでしょうか。

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