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完全勝訴だった。
五月十二日、大阪地裁は、遠距離・入市被爆者四人を含む九人全員の原爆症認定申請棄却処分の取り消しを国に命じた画期的な判決を言い渡した。
今回の判決の特徴は、遠距離被爆・入市被爆を認めたこと、審査の基準である原因確率の機械的適応を戒めたこと、認定は、様々な要件を考慮して個別に判断すべきであるとしたこと、非がん性疾患に対する認定に大きく道を開いたこと、などである。
全日本民医連の被ばく問題委員会は、「認定訴訟支援医師団」を結成して原爆症認定集団訴訟を医学的な側面から支援してきた。医師団は、過去の被ばくに関する文献を検証し、「原爆症認定に関する医師団意見書」を作成し、裁判所に提出した。また、原告個人の意見書を書き上げ、裁判では証人として活動した。大阪地裁での裁判では、原告の証人十五人に対して、国側の証人が三人で、国はまともな反論ができなかったという。
この原爆症認定訴訟は、全国十三の地裁に一七○人が提訴し、裁判が行われており、すでに二六人が亡くなっている。
国の控訴に対して怒りをもって抗議する。固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)