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2011.12.13 05:24 |  診療について思うこと  |  クリニック現況  |  グリーヒル  | 推薦数 : 0

新型保育器

ウィメンズクリニック グリーンヒルは、医療法人グリーンヒルが経営するクリニックです。医療法人ではありますが、民間の企業であることも事実です。

クリニックを健全に運営することは、民間企業として自明の理であり、各種税金を支払い、職員の福利厚生費を負担し、そして借金を返済しなければなりません。

クリニックが活動を始めて、数年もすれば、そろそろ様々な機種の更新・修理が必要となります。そうした機械には、必ずしも必要でないものもあります。(開業前は必要と思っていたが、実際に使ってみたら不要であった、あるいは使えなかったという類です)こうした不要な機械は、そろそろ引退を考慮しなくてはなりません。

と同時に、状況に応じて追加しないといけな施設や設備があることも事実です。全てを追加し、全てを修理していれば、とんでもない費用が必要で、余程の優良企業で手持ち資産を抱える施設か、太っ腹の公的施設でない限り不可能でしょう。

そして産科施設を安全に運営するためには、こうした医療機械を扱う習熟したスタッフが必要です。機械は使いこなさないと、スタッフは習熟できません。しかし使いこなせば、劣化が進み、補修が必要となったり、更新が必要となったりと。頭の痛い問題ですが、産科施設を維持するためには必要なこともであります。

クリニックには、開業時より、アトムという会社の保育器V2100Gを2台用意していました。分娩数が増えるにつれてこれでは足りないと、廃業した実家の保育器をちょっと使っていました(保存の状態が良かったことと、緊急時の使用のつもりであったので)。さらに分娩数が増えてきた状態となり、保育器を新規に追加することとしました。

そこで、困った、と。上記のV2100Gは生産中止、新しい型番になっていました(incu-i)。新しい機種は、改良が加えられより便利となっています。その分の機能アップですが、それは当然購入金額も大きく以前のタイプに比べれば遥に上昇しています。

震災の影響で、発注がキャンセルとなった旧V2100がまだ数台残っているとも聞いたのでそのタイプだと金額が大きく低下させることができます。魅力的な金額です。

苦慮しましたが、光線療法器も更新する必要があり、結果としてこの保育器を購入しました。

以前のタイプと比べれば、さまざまな改良点があり、液晶モニターも大きく使いやすいと思います。光線療法のLEDもこのような感じです。

余談ですが、12月6日に保育器搬入。しかし、当日は忙しく(緊急帝王切開)、使用機器の説明ができなかったので、そのまま放置。12月9日に説明会があり、12月10日から使用開始しました。

12月10日帝王切開2例、11日分娩2例、12日分娩3例+帝王切開1例となり、この保育器は十分にその機能を発揮しています。間に合ってよかった、と。

しかし、その分の費用は、と考えると頭の痛い問題でもあります。

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