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クリニックは、その構想の中で様々な検討が始まり、実際の設計で検討を加え、さらに建築の段階で微調整を行い、現在の形となりました。しかし、実際に使っていく中で、いくつかの不備が出てきたり、想定以上の事態となったりすることは、当たり前のことといえば、当たり前のことかもしれません。
そうした中で、どうしても必要な改修であれば、と照明関係、一部の電気配線、玄関周りなどの改修を行いました。結果として、空調関係の問題、そして1・2階の診療室の配分などの問題が残りました。また次第に増えてくるスタッフへの対応という問題も生じました。
と同時に、私自身がこのクリニックで安定して長く勤めるためには(現在の釘付け状態という前提での話ですが)、やはりこの点だけは補いたいという思いが強くなりました。
そうしたことを加味し、この春から松山建築設計事務室と検討を重ね、増築と改修を行うことを決定しました。当然そこには少なからず金銭的な問題生じます。借金返済という頭の痛い問題です。
しかし、そうした問題が生じても、増築・改修によりそれ以上のメリットがある、と判断したうえので決定ということになります。

増築改修といっても、実際には、病室が増えるわけではありません。クリニックは19床の有床診療所であり、患者さまのベッドが19床以上に増えるわけではありません。
ただし、現在有効に使われているベッドが16となっているので、それを本来の19床とします。また、スタッフのためのスペース、1階の診療スペースの再配分、2階の分娩室前の待機室の再配分、マタニティホールの設置、などを中心に改修、増築の予定です。
現在、基礎設計の段階で、11月頃より一部の改修工事が始まり、来年の1月から新築部分の工事が始まります。最終的な形となるのは、来年8月の予定です。