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最近、クリニックのHPのQ&Aにご意見を頂きました。また、先月お越しいただいた患者さまからも同様のご意見を頂きました。お産で入院されている方の家族の同泊・滞在について、記載いたします。

まず、家族あるいはお連れの方は、病気でクリニックを利用されるわけではありませんので、あくまでもお付き合いとしてお泊り、滞在となります。(ご家族の方が入院することは、病気でもない限り不可能ですし、またその場合は、別途料金を保険診療にしたがい、請求することとなります)。
クリニックは、基本的にはお産をする方の治療と利便性を考え作られれた施設です。その目的は、まずお産を安全に執り行われること、となります。産後は、誕生した新生児とお母様の良好関係を1日も早く樹立して、安心して退院後の生活ができるように、これが2番目の目的となります。
家族の形成という原点のためには、お産という時間と空間を共有することは有意義であると思いますので、そうした時と場所を共有することは積極的に私からもすすめています。
産後の生活は、第二の目的のために、と願っています。(あまりお見舞いが多くて疲れる、というのは本末転倒であるとは思っています。)
初産婦さまであれ、すでにお子様のいらっしゃる経産婦さまであっても、産後すぐの数日の間は、分娩に伴う疲れ、新生活への対応などでそう余裕のある状態ではないと思います。
すでにいらしゃらるお子様が、いつもお母様にべったりで、産後もなかなか離れられなくて、となると、そこで・・・・。上の子供さまの同泊・滞在は微妙な問題でもあります。(御主人が同期間滞在されることは、自分で自分の身の回りのことがきちんとできれば、問題ないことでしょう)
基本的には、上のお子様にも、新しい環境(自分のライバルとなる子供の出現)に慣れていただかなければならない、微妙な時期でることも事実です。精神的なサポート、そして実際に子供さまの遊ぶという環境がないクリニックの状態で、どのようにお子様に対応するかと、と。
この複雑な時期を、クリニックでずっと一緒に過ごすことは、一部の例外を除き、あまりお勧めできません。新生児と母親の関係の樹立を急ぎたい場面に、ときにその関係を混乱させ、既存の母子関係に混乱を生じかねないことは、皆様すべてにとってあまり好ましく無い関係を生じかねません。
また、クリニック自体、そうした同泊するあるいは滞在するということを前提に作られていないため(昼間の短期間の滞在を想定していましたので)、そうした物的。人的配置が中心となっています。
現在の皆様の声より、今後そうした対応も必要であることは理解しています。しかし、そこには、施設面スタッフ面での検討が必須であり、当然そこにはそれなりの経済的な支援が必要となります。そうした問題の検討はようやく始まった段階です。
こうした状況であることをご理解下さい。
クリニックの設立以来の方針として、お産をされる方の家族の宿泊、滞在はなるべく医療上の制限がない限り認める方向です。その場合、そうした許可を申請いただくようお願い申し上げます。子供さまの同泊・滞在は、その子供様の面倒をみる方が一緒に滞在する場合に限り、許可いたします。
寝具の貸し出しは致しますが、実費を請求いたします。寝具を持ち込まれる場合その費用は請求いたしません。各部屋は、退院後次の方が使われることととなります。良識的な範囲での利用をお願い申し上げます。滞在された方の大きな汚損・破損で、今後の使用と問題となるような場合には、その補修費用を追加させていただくこともあることも御理解ください。

写真は、昨日の青い空と建物の白の対比です。青と白のバランスがいいのでおもわず、と。2枚目の写真は、最近一新した受付のユニフォームです。