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クリニックの基本的な設計、内装これらは基本的に松山建築設計室に大きく依存しています。しかし、その内部のインフラという意味では、もう一方の助言により大きく貢献を頂きました。
私自身、パソコンが嫌いではありませんが、得意である、というわけではありません。基本的なことをちょっと知っているだけです。ですからその方向で考えた時に、院内にLANを張り巡らし、電子カルテにしたい、と思っていました。
しかし、実際のそのLANをうまく活用することで、どのようなメリットがあるのか。電子カルテとその応用は、となると、そこまでは考えていたかどうか・・・・。
そうした点では、協立機電http://www.kyoritsu-kiden.co.jp/medic_plus/index.html のMedicというシステムを採用し、そのシステムの延長でいくつかのシステムを採用あるいは考案したことは、結果としては有効であったと(一部は有効に活用されているとは言い難いものもありますが)思っています。
また日立メディカルコンピュータhttp://www.hitachi-mc.co.jp/ の電子カルテを採用し、実際の運用を助言を頂き、最初からできることを挑戦したことも無駄ではなった、と思っています。

私のパソコン使用は、あくまでも必要最小限の趣味のレベルでありまして、それだけでクリニックの設計をということであれば、きっと受け付けと病室回りのしょぼい関係になっていたことでしょう。
こうした方々に相談することで、実践的に配置しているクリニックや病院でのノウハウを結果として教示いただくこととなり、その中で取捨選択したつもりです。また、そうした点より、各施設の見学に伺いました。
実際の施設を見て、どのように活用され、グリーンヒルでどこまで使用するか、と。しかし、実際に建物もなく、稼働もしていない状態での想像はなかなか難しかったことも事実です。
しかし、そうした施設を後付けで設置することは、工期の点からも、費用の点からも、大変なこととなります。
最初から、電子カルテでオンライン請求としていたことのメリットは、当然そのデメリットもありますが、メリットのほうが多く、余計な出費が少なくて済んだし、あの時点にいろいろ経験していたので、現在の苦労は少なくてすんでいます。
また、院内のLANはいくつかの使い勝手の向上を生み、その期待された効果を発揮することができました。(惜しむらくは、オンライン請求のためのLANの配線でしたが・・・・。ここら辺は、経験しないとわからないものでした。)
そしてこうしたシステムは、熊本のような都会から離れた場合、万一の場合どのように対処できるのか、というもの停電の影響で考えることができました。
どんなにすぐれた施設でも、そのメンテナンスと万一の場合の対応ができないと、結局は使えません。そうした点で、りもーの回線で通常のメンテナンスを行い、万一の場合のサポート体制があることは、やはり必須であると、痛感しています。(オンライ請求が間に合わないと、夜担当の方に電話して、ようやく間にあったこともありました)
基幹システムは長くよく使うものであり、大切ものであると、思います。今回の比較検討のために、他社との比較を随時行いました。しかし、私自身の理解が不十分であるのか、現在のシステム以上のメリットを見つけることができませんでした。

とはいえ、現在システムが完ぺきであるとは思っていませんし、またこれを完璧をめざしてバージョンアップすることは、お金と新たな試行錯誤を繰り返すこととなります。できれば、あまりお金のかからない範囲で、システムの随時更新をと思っています。
しかし、隣の芝生はよく見えるかもしれません。井の中の蛙ということもあるかもしれません。いつかは、えいやっと、転換すべき時が来るかもしれませんし、後生大事にということになるかもしれません。5年後、10年後がどのようになっているかな・・・・と。