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4D超音波、という名称は、ある超音波メーカーの機種で言われはじめた、と聞いたような気がします。そして、産婦人科の世界においては、3D・4D超音波という言葉が、普通に使われる言葉として普及しつつあるように思います。
3D機能のある超音波としていろいろな機種が出始めたころと、現在の超音波機器を比べると、機器の操作性、画像の解像度とリアル性、機器およびその付属品の大きさなどに、その変化を大きく感じます。
(私が医師になった頃、とある大学の超音波機器は1台で8畳の部屋全体を占めるような大きさでした。それが最新の4D超音波ともなると、ノートパソコンの大きさですから、格段の差を感じます)
こうした超音波検査で赤ちゃんを見ていて、最近いくつか思うことがあります。気づいてみれば当たり前のことであり、どこかで聞いたようなことでもあるのですが・・・・・。
お腹のなかで、赤ちゃんはあくびをしたり、手をしゃっぶたリ、羊水を飲んだりしているようです。笑っているような顔を示すこともあると聞いています(これを赤ちゃんの状態の変化の指標とする、というような学術的な話も聞いた覚えがあります)。後おしっこをしていたり、目を動かしていたり、と。
赤ちゃんの姿勢として、胡坐を組んで、ボクシングのファイティングのような形で手を顔の前で組んでいることが多いようです。これはお腹の中で、何時の間にやら自然にとる体位なのかな、と感じています(赤ちゃんは曲げるほうの筋肉の力が相対的に強いと授業で習ったような・・・)。
そこで最近思うことは、赤ちゃんはお腹の中でどちらかを向いていることが多いのでは、と。つまり生まれた赤ちゃんを台の上で観察していると、何時の間にやら左右どちらかの方向を向いています。そして向く方向はいつも同じ方向です。或いは少し首をかしげていることもあるのかもしれません。
こうした姿勢はお腹の中にいたときから、そうしていたのではないかな、と思っています。だから生まれた後も、同じ方向を、と。

実は私の頭の形は、絶壁頭で、右側が明らかにへこんでいます。これはきっと私が小さかった頃、いつも右側を向いていたからかな、と思うのです。きっと両親は、私が両側を向くようにといろいろと工夫をしたのでしょうが、そうした努力にもかかわらず、いつも右を向いていたので、結果としてこうした頭になったのでは、と思っています。
そして私がこうした頭になったのも、ある意味ではお母さんのお腹の中にいたときからそうした習慣が出来上がっていたのでは、などと考えています。
おしゃぶりにしても、生まれてからそうした習慣が身につくのではなくて、お腹の中にいるときから手を、あるいは足をしゃぶっているような気がします。ですからそう簡単には、やめられないのかな、などと感じています。
こうした赤ちゃんの観察も、やはり現在の超音波機器の画像の解像度と操作性の向上により、詳細に可能になったような気がします。確かに、ちょっと前の超音波機器でも観察は可能であったとは思いますが、現在の機種であればより容易に観察が可能となったような気がします。
こうしたことを、4D超音波検査をしながら、考えています。
最近4D超音波の画像のサービスを開始しました。残念ながら、顔が見えずに、後姿を差し上げることも多いのですが、しかし後姿の写真がそれなりに見える、ということ自体がすごい変化だなと、と感じます。
まだ体感されていない方は、クリニックにどうぞ。ただし、条件によってはうまく見えないこともあることをご理解ください。
(顔が下を向いている、顔の前に手がある場合、羊水が少ない場合等には、あまりいい写真が撮れません)。

写真は、クリニックの片隅でふと気づいた白い花でした。香りは残念ながら・・・・。杏の花かな、と。クリニックの周辺でも桜が目に付くようになりました。
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