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 医療は、医療であるが、サービスでもあると思っています。なるべくユーザーの意向を尊重する、そうした施設でありたい、と思っています。しかし、時にこのサービスは、果たして本当にユーザーのためになっているのであろうか、と思うことがあります。

 産婦人科では、最近お産に家族がつくことも多いようです。家族と思いを共有すること、感動を分かち合うこと、これは大切なことであると思います。へその緒の家族による切断(厳密にはこれは医師法に引っかかる恐れがありますが)、カンガルーケア、生後直後の家族との接触、家族写真撮影、・・・・などなど。

 でも、そうしたことにばかり目が向くと、肝心の赤ちゃんの状態がおろそかにならないかな、と思うこうとがあります。赤ちゃんの写真を撮ることにばかり気をとられて、いつのまにか赤ちゃんが青く冷たくなっていたら、それはちょっと・・・。

 生まれてすぐの赤ちゃんにとって、まずはお母さんのお腹の中から、外の生活へと大きく環境が変化する時期は極めて限られた時間で、大切な時間です。その時間を大切にしながら、家族との時間も大切にできる、そうした方法を工夫したいと思っています。

 

*写真は、お気に入りの和菓子屋さんの木いちごのマシュマロせんべい、とココナッツミルク最中。

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