http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20060730ddm003100105000c.html

医療制度改革について、ほんとうにこのままでいいのだろうか、と考えさせる記事である。

医師は最近の医療制度改革がとんでもない方向にむかっていることは周知の事実であるが、医療関係ではない人の多くはそのような問題は気にも留めない。自分がその改革の犠牲になったとき初めてこんな大きなことが起っていたと気づくのだ。

マスコミは医療制度改革が大きな問題になる前に人々に的確な情報を流す必要がある。医師(や医師会)が同じ問題を投げかけても、多くの国民は「自分たち医師の利益のために問題提起をしている」ととりがちだ。今後自分の家族や自分自身にも降りかかってくるかもしれないのに。しかし、マスコミが報道すると「これは大きな問題かも」と思ってくれる。

私自身が担当する患者さんにも医療難民になりそうな人がいる。私にはどうすることもできない。家族も困っている。「これは国の政策ですから」と説明をするしかない。医療関係者や医療難民になるかも知れない患者、そしてその家族の発する警告は無視されてどんどんと改革が進んでゆく。

医療が福祉であるなら、このような問題は起ってはならないことだろう。しかし、日本の政策ではあくまで医療はサービス業であるという考え方で動いてきている。サービス業であるから、患者様にサービスして料金を受け取るのである。(とはいえ、本来のサービス業とは違い、サービス料は各施設で決めることはできないという矛盾がある)そして、であるから赤字になってはいけない。赤字が続くなら閉院せざる得ない。たとえ患者が望むような形態の病院を経営をしたいと思っても、採算を度外視することはできないのだ。

 医療関係ではない人の一部には「病院は税金をたくさん使ってるのだから、病人を放り出すなんてとんでもない」というような意見を病院側に言われる方がいる。しかし、本当は患者とともに病院も医療制度改革の被害者であることをわかってほしい。そして、どうすればこのような問題が起らないようにできるのかを自分たちの問題として考えてほしいと思う。

 

固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.07.27 21:39 |  診療  |  その他(一般)  |  その他(医療関連)  |  まるべ  | 推薦数 : 0

似てるもの

開腹手術のとき、腹腔内の癒着を防ぐためにつかうフィルム(シート)がある。

半透明で薄いけど少し硬くて、乾燥しているときにはちょっと触るとパリっと折れそうで、それでいて少しでも水分に触れるとぺたっと張り付いてしまってはがせない。そういう材質である。

癒着を起こす時期にそのシートが間に存在すると癒着が起りにくくなるというものだ。

これを使うとき、いつも「何かに似てる」と思っていた。昔からある何かに似ているのだ。ただ、それが何なのかどうしてもわからなかった。

今日、それが何かに気づいた。

「あ、ライスペーパーに似ている」

今日、生春巻きをつくっていて気づいたのだ。本当にそっくりだ。

食べ物と似ているというのはちょっと趣味が悪いかもしれないが、人に説明するときには使えそうな気がした。

 

固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.07.24 20:59 |  診療  |  その他(一般)  |  その他(医療関連)  |  まるべ  | 推薦数 : 0

そうだったんだー

薬を処方していて、「えーっ!こんな製薬会社だったの?」と思うことがある。

先日パンフレットを持ってこられたMRのかた、会うのが初めてだなあと思っていた。持ってこられた薬は「アル○イドG」。日常でとてもよく使う薬である。しかし、宣伝にこられたのは初めてで何気なくパンフをみたら、「えーっ??」

あの市販の風邪薬を作ってる会社じゃないか。老舗も老舗。どちらかというと、漢方薬のイメージだったところだ。

へーっ。この会社だったのか。と改めてパンフレットを見直した。

ほかにも「ボラ○G」。会社はまったく聞いたことがないところで驚いた。お尻関係では有名な会社のようであるが。

大手でなくてもがんばっているところがあるなあ、としみじみと思った。

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.07.22 22:50 |  生活 / くらし  |  その他(一般)  |  社会  |  ニュース  |  まるべ  | 推薦数 : 0

いろんな視点からみると

いままで、NHKBsの番組をみていた。

中国文化大革命の写真を振り返り、その写真に写った人が実際どういう考えを持っていたのか、今はそのときのことをどう考えているのかを一人一人取材する番組である。

その写真をとっていた人(李さん)は当時の真実を知るため、それらの人を訪問していた。

文化大革命も立場によって感じ方、考え方がまったく違ってくるということを番組は示していた。今だから言えること、(いえないこと)も明らかになっていた。

非常に面白い番組だ。

最近の日本の報道はある一方の意見からの事実を述べるばかりで真実がわからない。だから私は常に報道の裏を考えるようになった。立場によって考え方、感じ方が違うんだ、という非常に基本的なことが今の日本のマスコミは忘れている。

自分がその立場にいたなら、、、という想像性。それが物事を客観的に見るためには必要で、それが報道の基本なのにもかかわらず。

この番組の主人公の李さんのようにいろんな視点から物事を考えること、これをマスコミは見習ってほしい。

NHKがこの番組を放送したということ、これは今後のNHKの報道に期待できるのだろうか?それとも、この番組で終わってしまうようなありきたりの放送会社なのだろうか? 

 

 

 

固定リンク | コメント (5) | トラックバック (0)

2006.07.18 18:30 |  スポーツ  |  その他(一般)  |  まるべ  | 推薦数 : 1

王監督の胃全摘とマスコミ報道

ソフトバンクホークスファンであるため、非常に気になっていた。予想通り、休日に手術がされて、無事手術は終了したようだ。

無事に終わって何よりだが、マスコミの報道内容については??である。

慶応の医師団は「手術は成功」と本当に言ったのだろうか?私が外科医であるからか、この言い方には非常に異和感を覚える。「手術は無事終了しました。」というのが一般的ではないのだろうか?

「成功しました」という言い方はロケットの発射のように失敗する可能性が高い場合に使われる言い回しのように思う。失敗があるから成功という言葉を用いるのだ。手術の合併症は失敗とは違うので、胃全摘手術が失敗することはまずない。だから、使用方法に非常に異和感を感じるのである。

ほかにも報道内容はつっこみどころが一杯で、事実を伝えるべきマスコミが嘘(というと言い方が悪いが、事実ではないこと)を伝えていることが多いように思う。

医療関係者以外の方は報道内容を誤解されることも多いかもしれない。

とはいえ、王監督の手術が無事終了したことは喜ぶべきことだ。今日は(も?)祝杯を挙げよう!

 

固定リンク | コメント (4) | トラックバック (1)

2006.07.11 22:59 |  生活 / くらし  |  旅行 / 宿  |  その他(一般)  |  まるべ  | 推薦数 : 0

不思議に思ったこと

旅行中は雨(小雨)であった。傘をさしていたが、回りは傘をささない人多数。

私の住んでる地方ではこの雨で傘をささない人は少数だろう。東北の人は雨に強いのだろうか?

ロンドンの人は少しくらいの雨では傘をささないっていう、ずいぶん昔に聞いた話を思い出した。

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.07.08 08:06 |  グルメ / お酒  |  旅行 / 宿  |  その他(一般)  |  まるべ  | 推薦数 : 0

天気はどうかな?

いまから旅行に出かける。

とある東北地方の都市。二度目だ。

先ほど病院に行って患者さんを回診してきたが、みな状態は安定しているので安心だ。

さて、今日はおいしいお酒を飲みながら名物でも食べよう。

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.07.05 21:22 |  生活 / くらし  |  その他(一般)  |  社会  |  まるべ  | 推薦数 : 0

ミサイル

昨日飲みすぎて今朝はテレビも見ずにばたばたと準備して職場に向かった。到着したら北朝鮮がミサイルを発射したという話で持ちきりで目が点になった。

早速ネットでニュースを見たら日本海に向けて何発もミサイルを発射していて、さらにびっくりした。

いったい北朝鮮はどうしてしまったのだろう?世界を敵に回して勝てるわけがないことは北朝鮮自身がわかっていると思うのだが。なにか北朝鮮国内で事件があったのだろうか?

 しばらくゆっくりと寝られない日々が続きそうだ。

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.07.03 20:30 |  生活 / くらし  |  その他(一般)  |  まるべ  | 推薦数 : 1

滋賀県知事選挙

http://newsflash.nifty.com/search?action=1&func=2&article_id=tp__kyodo_20060703tp002&csvname=440654134

 

滋賀県に女性知事が誕生した。

女性知事であることより、自民党や民主党からまったく応援されていない知事が当選したということが驚きだった。それも大差である。

もったいない、がキーワードであったとのこと。

どこかで聞いたことがある文句だが(最近、アフリカのある女性がこの言葉をモットーとしていた)たしかに最近「もったいない」という言葉は日本からなくなりつつある。

いま日本で大切にされるのはお金を持っている人やお金を使ってくれる人であり、節約をする人は無視されている。お金を消費しなければ経済には悪影響だからだ。つまり、経済がすべての日本の行動の基本になっているのだ。本来そういう問題を追及すべきマスコミもスポンサーからのお金が一番大切であり、まったく政治にたいする批判能力を失っている。

 もちろん経済の活力なくして税収は得られないしある程度の経済の活性化は必要だろう。ただ、最近度が過ぎていると感じている。

今の日本が手本とするアメリカは経済第一の国であるが、国民の基本に宗教(キリスト教)がありボランティア活動が非常に盛んである。最近ビルゲイツが行ったように、ある程度の社会的地位にあった人は貧しい人にお金を寄付するという伝統もある。これでアメリカの福祉(日本の今の福祉には到底及ばないが)が補われているという事実がある。貧しい人たちはその恩恵をうけていることも十分知っている。

 さて日本人のお金持ちはアメリカの金持ちと同じように人のためにお金を使うことができるのだろうか?また逆にお金がない日本人たちは人の善意だけで生きていく決心がつくだろうか?しばらくは無理であろう。

 今の日本が見習うべきはアメリカではないと思う。

やはり今の日本ができるのは北欧のように得られた税収は福祉に使うようにすること、そして、税金を無駄に使わないというもったいない精神を持つことである。

これまでのように政治家が自分たちの金銭的利益ばかりを考えて公共事業をおこなっていると日本はだめになっていくと思う。

 今回の知事選で滋賀県民たちは早くもそのことに気がついたのだろう。県議会は反対多数であろうが、新知事にはぜひがんばってほしいし、本当にそういう方向を望んでいるのなら、住民たちは今度の県議員選挙でも同じような方向をもった議員を選んでほしいと思う。

 

 

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.07.01 20:07 |  その他(一般)  |  まるべ  | 推薦数 : 0

梅雨

じめじめじめじめ・・・・・・・・

雨ばかり振る。梅雨だということは十分に知っている。雨は降るにきまっている。けれども、すこしは晴れてくれてもいいのにと腹立たしくなる。梅雨が明けたら今度はムシムシするんだろうなあ。

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

まるべ
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2006/07 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック