たける
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2010/10 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

新着トラックバック

昨季については、以前の記事を参考に → インフルエンザ 過去の流行に学ぶ
 
で、今季はどうなるの?というコトで、書いた記事です。
 
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

【はじめに】
 インフルエンザ流行の特徴は、ウイルスが変化しやすいことと潜伏期間が短くて感染しやすいことにより短期間で急速に患者数が増加して多数の患者が発生することです。とくに昨季の新型インフルエンザの騒動を覚えている方も多いでしょう。
 昨季の流行状況については、日本国内では8月中旬に本格的流行に入り、11月末にピークを迎えた後、10年3月末には最初の流行(いわゆる「第一波」)が沈静化しました。イギリスでは昨年4月に最初の報告があり、7月には流行の第一波、10〜11月にかけて第二波がありました。その後、現在までのところ、季節を外れての流行の兆しは認められていませんが、この流行により日本国内の推計罹患者数は約2000万人、全世界で2〜3割の人が罹患したと推定されています。
 
【今季は、どうなる?】
 2010年8月10日に世界保健機関(WHO)が、新型インフルエンザ(A/H1N1)における現在の世界的な流行状況を「ポストパンデミック」と表現し、今回の新型インフルエンザ(A/H1N1)は季節性インフルエンザと同様の動向となりつつあると発表しました。
 また、その病原性は従来の季節性インフルエンザと同等であることから、今回の新型インフルエンザ(A/H1N1)については、緊急的かつ総合的に対処すべき事態は終息しつつあるものと判断され、通常の感染症対策として対応する体制に切り替えられています。

【今季は、どうする?】
 インフルエンザの流行シーズンを迎えるなかで、再流行の可能性は続いていること、現に一部の国において小流行が見られること、一般的にインフルエンザウイルスは変異しやすいことや、世界保健機関(WHO)においても、警戒の継続が重要であるとして、ポストパンデミック期にも流行調査やワクチン接種、医療提供に努めるよう勧告していることなどから、情報の収集、情報提供・広報、ワクチン接種、医療提供など、対策に万全を期すことが勧められています。
 
【感染予防対策】
まずは日頃の感染予防対策ですが、これが最も重要ですので、以下を心がけましょう。
 ・咳が続く場合はマスクをしましょう(室内)。
 ・咳をする場合はティッシュなどで口を覆い、すぐに捨てましょう(外出時)。
 ・対人距離を確保し 2m 以上離れましょう。
 ・流水と石けんによる手洗いをしましょう。
 ・ヒトがよく触れる所を拭き掃除しましょう。
 ・予防接種を受けましょう。
 
【インフルエンザの診療】
 インフルエンザの症状は、せき、発熱、頭痛、のどの痛み、鼻水、全身倦怠感、筋肉痛・関節痛、吐き気・嘔吐、下痢などですが、突然の発症であり、多くの場合は一般的なカゼより症状が強く、全身に影響を及ぼします。
 体調不良を感じたら、いつ頃からどんな症状があるか、周囲の流行状況やインフルエンザ患者との接触の可能性などを確かめ、診察所見とともに総合的に判断します。病初期の場合には簡易診断キットでは陽性にならないことがあるので、注意が必要です。
 治療については、抗ウイルス薬だけでなく、合併症の治療薬や、症状を緩和する薬剤を併用することもあります。また、診断を受けたら周囲への伝染予防のため、最初の症状が現れてから1週間、または治療終了後2日以内は外出を控えましょう。

【インフルエンザ予防接種】
 現在、生産されているワクチンは、WHOからの情報により今季に流行が予想される3種類の流行株を含んでいて、昨年に世界中で流行した新型インフルエンザ(A/H1N1, Swine Flu)にも対応しています。今年度、当診療所ではこのワクチンを確保しました。
 成人と3才以上の小児には0.5ml、6ヶ月以上3才未満の小児では0.25mlを接種としていて、初めての接種の場合は2回、以前に接種歴がある場合には1回の接種としています。
予防接種の効果は接種後2週間程度で発現し、5ヶ月程度持続しますが、効果には個人差があるので、実施時期は流行の直前までに接種することが理想的です。
 
 予防接種の副作用には発熱や接種部位の腫れなどがありますが、実際にインフルエンザに罹ってしまうことと比べると軽症で済むと考えられます。
 また、他の予防接種との関連や、妊娠中や授乳中、アレルギー体質、痙攣の既往など、個別の対応が必要な場合は、事前に相談する事をお勧めいたします。英国NHSでは65才以上の方、肺や心臓、腎臓、肝臓、神経、免疫系などに持病を持っている方、および、その介護をしている方、妊娠している方などに予防接種を受けることを勧めています。
 
 当診療所では、予防接種、迅速診断キット、抗ウイルス薬などを確保し、例年通りの体制で診療を実施する予定です。
 
 
【参考】
厚生労働省 : http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000nlps.html
病原微生物検出情報(IASR) : http://idsc.nih.go.jp/iasr/31/367/inx367-j.html
NHS Seasonal Flu jab : http://www.nhs.uk/conditions/flu-jab/pages/introduction.aspx


固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.10.11 06:00 |  海外留学  |  その他(一般)  |  たける  | 推薦数 : 0

久々の記事更新 (^_^;;

しばらくサボっていましたが、半年分の記事をまとめて更新しました。
 
一部はマジメに書きましたが、日記風のヤツは某SNSからの転載です。
いやぁ〜、なんたる手抜き・・・(^_^;;
 
 
 
 
 
 
232

固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)