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前回の記事の続きです。
英国国教会が約500年前にカトリックより分離してから初めての公式訪問だそうです。というワケで、イギリス国内はちょっとした騒ぎになっています。
TVなんか見てると、やっぱり凄いコトのようです。
法王の宿泊先である大使館がなぜかボクの勤めている病院の隣、っていうか、病院の土地もバチカンの所有地なんだそうです。
ロンドン市内からかなり離れてるんですけど・・・。
で、今朝、病院に出勤してみたら、報道陣もいましたが、多くの信者が賛美歌を歌っていました。怪しい団体が抗議とかしてなくって一安心、Welcome the Pope って感じで和やかな雰囲気でした。
でも、病院の敷地に入る際に、警官に「なにしに来た?」と聞かれましたが、ちょっと緊張しましたね~。Photo-IDを提示して、「ココで働いてる小児科医です」と言うのが精一杯でした (^_^;;
緊張するのは日頃から何かやましいコトをしてる自覚があるのかも?
午前の診療が終わったら、南のWimbledon から都心を通り抜けて、午後の診療のため北のSt.JohnsWood に行きますが、時間通りたどり着けるかどうか・・・。
これからランチして移動です(^_^)
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今週末にかけてローマ法王がイギリスにやってきます。
http://ukinholysee.fco.gov.uk/en/working-with-holy-see/pa...
どのくらいVIPなのか実感できませんが、問題は、その滞在先。
最近、法王がゲイを非難する発言をしたそうで、周辺では抗議のデモなんかが予想され、警備が強化されます。路上駐車の制限はもちろんのこと最寄りのバス停にもバスは止まらず通過するそうです。
写真付きのIDカードを携帯するようにお知らせまで来ています。
で、どこに滞在するのかというと、ボクが働いている病院の隣の建物。
法王って、持病でもあったのかなぁ?と思っていましたが、どうやらそこはバチカン市国の大使館みたい・・・。
http://www.visitlondon.com/travel/detail/2243782
3年も経って初めて知りました(^_^;;
これから、どうなることやら・・・。
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【はじめに】
医学の進歩に伴い、一部の癌がウイルスによって引き起こされることが明らかになりました。さらに最近では癌の原因ウイルスに対する予防接種が開発され、実用化が始まっています。英国では世界に先駆けて、すべての女児に対して子宮頸癌の発生リスクを抑えることができるヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を開始しました。そこで今回は子宮頸癌とウイルスとの関係、およびHPVワクチンについてお話しします。
【HPVとは】
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、皮膚の乳頭腫(イボ)から電子顕微鏡で確認され、その後の研究で皮膚以外にも口腔、生殖器などの扁平上皮に接触感染してイボを作ることが分かっています。HPVは遺伝子の解析により、現在までに100種類以上の型に分類されていて、そのうち約半数は皮膚型と呼ばれ、手や足などの皮膚に感染しイボを形成しますが、残りの半数は性器・粘膜型と呼ばれ、生殖器や粘膜に感染し、子宮頸癌などとの関連も注目されています。
【子宮頸癌とウイルスの関係】
子宮頸癌は女性に発病する癌では乳癌に続く発症率であり、日本では毎年数千人が発症しています。早期発見と治療により、以前に比べて発症後の生存率は改善していますが、最近では20〜30才代という若年での発症が増加していて問題になっています。ZARDの坂井泉水さんも、この病気のため闘病生活を送っていました。
1983年にDurstらが子宮頸癌の細胞から最初にHPV16型遺伝子を検出して以来、18,31,33型など多くの型が子宮頸癌と関連していることが明らかとなり、その関連を証明した業績に対して2008年のノーベル医学生理学賞が授与されました。大部分のHPVは性交渉などの接触による一時的な感染ですが、一部は感染が長期間にわたり続くことがあり、その変化は時間とともに癌細胞に変化していくことが分かっています。
【子宮頸癌の早期発見と予防】
子宮頸癌検診では子宮頸部の細胞が癌化する前に顕微鏡で前癌状態の細胞を見つけることで発生を予防することを目的にしています。癌を引き起こすHPVの感染を少なくすれば子宮頸癌の発症も抑制させられると考えられ、子宮頸癌の原因ウイルスの感染を予防するワクチンが開発されました。発癌のハイリスクであるHPV16型18型に対するワクチンは世界100カ国以上ですでに承認されて、子宮頚癌を予防する上で、このワクチンの有効性と安全性はすでに確立されています。感染経路は性交渉によるので、思春期前にワクチンを実施することが感染予防に効果的と考えられます。
【ワクチンの実際】
英国では公費を投じ、すべての思春期の女児にHPVワクチンを接種する方針をとり、2008年9月よりyear 8(12〜13才)の女児に対してNHSで接種を開始しました。学校単位での集団接種も実施されていますが、当診療所などの家庭医(GP)でも個別に対応ができます。
接種方法は肩の筋肉への注射であり、その時期は、まず1回目の接種、1~2ヶ月後に2回目の接種、さらに6ヶ月後に3回目の接種を実施します。接種後は注射した部位に痛みを感じたり腫れたりすることはありますが、ワクチン製剤は英国と他のヨーロッパ諸国で厳しい安全テストを受けていて重大な副作用の報告はありません。
HPVワクチンと子宮頚部細胞診との組み合わせによって、近年増加傾向にある子宮頸癌の発症を大幅に抑制させることが期待されますので、予防対策について検討してみてはいかがでしょうか。当診療所では、子宮頚部細胞診とHPVワクチンを実施していますので、お気軽にご相談ください。
参考http://www.nhs.uk/hpv
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